おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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台風と波乗りと将棋 

2016.09.04




すっかり湘南に移り住んだ脱サラIターンブログみたいになってきたけれど、僕は畑も陶芸もカフェもやってません。




8月が終わって、サザンビーチの海の家も撤収がスタートしました。



海の家があるのは夏の2ヶ月だけで9月に入ると解体されてビーチには何も無くなって来年また建て直すという海の家あるあるに心底感銘を受けていた甥っ子の無垢さがまぶしかった夏も終わり。



ようやく、来夏まで続く静かで広い海が戻ってきました。




なんちゃって、台風シーズン到来で海は毎日のようにウネウネしている。


呼応して、近隣のサーファーも海をウロウロしている。




台風が来て喜ぶのはサーファーくらいだとか、これだけの被害をもたらしているのに不謹慎だとか、弁解の余地がある発言が多いので少々。



まずダイナミックな勘違いがひとつある。


それは、台風が直撃しているときに海に入るわけではない、ということ。


そんなことをすれば僕なんて2秒で流木と化す。


台風直撃では船も出てないから、助けを呼ぶことも不可能だ。




ではなくて、遠い南の海上で発生した台風によってもたらされるウネリが沿岸に届いたときに、海に入る。


すると、風も無くて海面は穏やかで、ウネリだけがモリモリ入ってくるという奇跡的な状況が待っているわけだ。


まあ僕の場合は台風ウネリのデカい波なんてまだまだ乗れないので、岸で将棋しながら見学してることがほとんどなんだけど。




もちろん急に台風が速度を上げて近づいてきたりすることもあるだろうから、予報を頭に叩き込んでおく必要はあるけれど、少なくともサーファーは、台風が「来る」ことを望んでいないし、上陸なんてもっての他で。




人並み以上には気象に気を配る人種なので、台風上陸に対する備えも人並み以上に行っている。 と信じている。



それでも台風シーズンに一部のサーファーが流されて亡くなったりするから、サーファーは不謹慎だという台風フィルターはなかなか取り除くことはできない。



今年は特に被害が甚大で、批判は強まりそう。





大半の海難事故は、台風うんぬん以前の問題なんだけどね。 酔っ払いとか飛び込みとか。




海を見て、入るか入らないか迷ったら、岸で将棋する勇気を。




おわり

クルマと自我肥大 

2016.08.14

僕は公私ともに車をよく使うけれど、特にこの時期は、ジャイアンみたいな車、いや、人が多くて実に興味深い。



混雑によるイライラも一つの原因だとは思うけど、盆時期の混雑なんてのは江戸時代くらいから分かりきっている事象であり、いちいち憂いでいられるほど僕らはヒマではない。



しかし、夏の高速道路はマナー違反者(道路交通法うんぬん以前に)の巣窟であり、低速車にビタっとついて煽るのは当たり前、最悪の場合は後ろからハイビームをお見舞いする始末。(お前のパンチをお見舞いしてくれよ!)



狭い車道では、スレ違い一つでとりあえず相手の運転席を睨み付ける。

その睨みがときに亀田兄弟ばりで、モノマネをしているんじゃないかと勘違いしてしまうほどに。

どちらが譲っても、ほんの数秒の差しかなかろうに。



大抵そういう車はいわゆる高級車だったりデカいSUVだったりするわけだけど、それがその車種のイメージとして付いてまわるという理不尽な事実を、クルマの生産者はどう思っているのか。



ベンツやアウディを手掛けるヤナセが、「クルマは作らない、クルマのある人生を作っている」という新しいスローガンを高らかに謳っているが、実に皮肉なことに、ネガティブな意味で全く的を得たフレーズである。


結果的に、上記のように自我が肥大化しきった人間の、人生の一端を担っているのだから。





しかし理解不能なのは、彼らの自我が肥大化する後ろ盾は一体なんなのかということである。



一体なんなのかと書いておいて嫌な性格だと思わないでほしいけど、たぶんなんの後ろ盾もない。



付いているキ○タマの大きさも、僕ら?と同じくらいなもんで。知らんけど。





酒は飲んでも飲まれるなというが、車は乗っても乗られるなと、僕は言いたいのだ。


僕は貧乏性なので、いわゆる高級車に乗っていながらマナーの良いドライバーを目にすると、惚れてしまいそうになる瞬間がある。





まったく、公道や駐車場で横柄な態度を取って、良いことがあった人は今まで一人でもいたんでしょうか。


むしろコミュニケーション能力の低さを露呈しているだけだということに、彼らは気付かない。


気付かず、彼らは僕の可愛いファミリーカーを煽り続けるだろう。


そんなことしてるうちに、SMAP解散しちゃうよ。





勝手に伸びる小中学生の頃の身長のように、自我の肥大化は、自分では気づきにくい。


僕がドヤ顔で前方の軽自動車との距離を詰めていたら、誰か注意してね。


その顔で?と。



おわり

海とお金について 

2016.07.18



(イシダイ)




海の中でイシダイのシマシマを見つけて追いかけているときに体中の毛穴から出てくるやつがアドレナリンじゃなかったら、一体何がアドレナリンなのか分からなくなるくらい、イシダイはシマシマしている。





タカノハダイとかカゴカキダイとかシマウマとか、シマシマしている生き物は往々にして不味い(食ったことないけど)イメージだけど、イシダイはとても美味しい。




個人的には真鯛やチヌよりも。




たまに身が黄色いけど、アンモニアは分解しているから大丈夫。






海の中で見るともっとギラギラと輝いたシマシマなんだけど、岸に上げて見ると若干くすんでしまう、もどかしさかな。




GoPro買おう…。






茅ヶ崎も海開きからしばらく経って、というか今日なんて増してや海の日で、海の家もBGMのサザン全開で、地元民の付け入るスキはもはやありません。


 




海水浴客の安全のためサーフィンは17時まで禁止、ビーチ周辺は毎週のようにお祭り騒ぎで交通規制も多く、近隣住民にとって夏は最も住みづらい季節。





それでも地元にお金が落ちるのはいいことで、僕らはそれを傍目に遠方の海まで足を伸ばし、遠方の海にお金を落とす。

イシダイはタダで貰うねんけど。





葛西の海が23区内唯一の海水浴場としてグレードアップして海開きしたけれど、水質は果てしなく改善されているそうで、原発の問題は別として、確実に海に纏わるお金が循環し始めている。






海のように不特定多数に向けて開放されている環境にとって大切なのは、面倒でも管理者をたててお金を取ることだと常日頃から思う。





その最たる例が駐車場。





無料であるが故に多くの人をその地域に誘致できるというメリットはもちろんあるけれど、お金を取る概念が抜けていると、車の停め方がダイナミックかつゴミを置いていく輩が少し居ただけで駐車禁止、遊泳禁止にしたりするでしょう。





あれは海を綺麗に保ちたいとか安全を担保したいとかそういう正義感から来るものでも何でもなくて、ただの思考停止だと僕は思う。





大衆を前にすれば、性善説ではそう簡単に事は上手く回らない。




ごく少数の悪人のために、大多数の善良な市民の権利を剥奪するのがオチだ。






であれば面倒でも管理者を立てて、素人仕事でも駐車場を整備して、ザルな計算でもいいから駐車料金を取ったほうが遥かに健全だ。


少なからず、海辺の地方に雇用を生むことにもなる。


置物でも管理側が存在すれば、肝っ玉の小さい利用者はゴミを捨てることに周りの目を気にする。




海という公共性の高い場所だからと言って、お金を取ることを憚ってはいけない。



公共性の高い場所だからこそ、堂々とお金を取ってそれなりの責任を負うのがオトナではなかろうか。




オフシーズンのほぼ貸し切りの海が心なしか綺麗なのは、海開き中の収益によるものだと思えば、この賑わいも素敵な夏の風物詩となる。









漁師さんがSUPや素潜り遊泳者に問答無用で怒号をあげるのは、たいていが無料開放された駐車場のある海だ。






誰が海を守るのかと、そういうことだ。






海の家、利用料1500円。


大いにアリ。





おわり

過程至上主義 

2016.06.26


(波ある多々戸で将棋するパイセンと僕)




いきなり壮大なことを書くクセをどうにかしたいけれど。





僕たちは常に何かしらの途上を生きている。



というか、泳いでいないと死んでしまうマグロと同じで、途上にいないといられない。


さもそれがゴールかのように目標や理想を描くが、手にしたり辿り着いたところで、神が降臨してご褒美に叙々苑を奢ってもらえるわけでもなく、そのゴールは次のものに自動更新される。




それはもはや気付けないレベルで勝手に更新されているから、僕たちは常に何かのスタート地点や到達点ではなく、途上にしかいないことになる。






憧れの女の子と飲みに行っただけでは飽き足らず、あわよくばお付き合いしたいと願い、晴れてお付き合いできたかと思えば一線を越えたいと目論み、苦労して一線を越えたかと思えば自らの結婚観を語り出す。





山王が通過点だった湘北よろしく、ワンピースを手に入れたとしても、ルフィは次の航海に出るだろう。







そう、最終的なゴールなど永遠に存在し得ない。





嗚呼、際限のない欲よ。 もうどうにでもしてくれたまえ。







それが分かっているのに僕たちが絶望しないのは、途上そのものが嬉しかったり腹立たしかったり哀しかったり楽しかったりするからだ。





ジン=フリークスは言った。



大切なものは、ほしいものより先に来た と。





つまり、欲しいものを追っているそのプロセスにこそ、求めている瞬間が転がっているのだと。





喜怒哀楽は、結果ではなく過程にある。意外と。





結果至上主義では、人は簡単に絶望する。



結果を出せない人間の言い訳かもしれないが。









先日の波ある伊豆遠征で僕は思った。



僕のサーフィンは、ここまでだと。 (どこまで行くつもりだったんだよ!)



中学生だったか高校生だったか、「これはひょっとすると、いやいやひょっとしなくても、プロサッカー選手にはなれそうにないな。」と思ったあのときよりも、上手い人の多さに絶望した。



僕の見たところ、一緒に波待ちしてる全員が全員キレッキレのリップを決めていた。



何がどうなったらそうなれるのか、想像もつかないあの感じ。





風のない腰くらいまでの波で楽しみ、少しハードだったら海から上がって海の見えるベンチで将棋をする。



誰にも文句を言われる筋合いはない。



それは一応、波乗りが上手くなりたいという途上に身を置いているからこそ訪れた、贅沢な時間だからだ。





最終的に、将棋のプロになれればそれで・・・。





おわり

海の水が綺麗とか綺麗じゃないとか 

2016.05.22


(茅ヶ崎 パークより)



海のそばに移り住んで数か月。




海を見て育つと大らかでのんびりした人間になる、などと人は言うが、あんなのは嘘だ。



波がいいとき、みんな朝早すぎ。





さて、ひとつだけ言わせてもらうが、湘南の海は意外と綺麗である。




無論ほっといてそうなったわけじゃないから、綺麗である、なんて言い方は適切ではない。




聞いた話になるけど、ほんの数年前までは都心に近い海さながらの異臭を放っていたらしい。




それが今は、天気が良ければボードに跨って波待ちをしている足の先まで透けて見えるし、海から上がったあとの髪の毛もサラどころかサラサラだ。




地元民等々の弛まぬ努力の賜物である。




ここ数年、関西近郊、尾鷲や日本海のとてつもなく綺麗な海で遊んでいた僕は、正直なところこっちの水の透明度に関しては期待していなかった。



というか諦めていた。


まあそこは仕方ないよね、などと言いながら。



他所から来ておいて随分と身勝手な話である。



そしてそんな無知な人間の諦念こそが、最もタチが悪く、恐れるべき対象だと最近になって気付く。



「思ったより綺麗だったから、綺麗にしとこう」では、いつまで経っても具体的な行動は起きない。

 


スタイリッシュな什器に整然と陳列されている商品を手に取れば元の場所に戻すが、安売りのワゴン販売であればそのままワゴンに放り投げるのと一緒だ。




天気のいい土日などは、3月下旬あたりから海のBBQを目にする。



僕にしてみればこれまでじゃ考えられない住環境で、都心から時間とお金をかけて遊びに来る人を見ては優越感を禁じ得ないが、初めて「遊べる自然」の近くに実際に住んでみてようやく自ら思い至る。





マジで、ゴミ持ち帰ってよ。



もう夏だよ。




おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳



現在は東京にて営業を。

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