おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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過程至上主義 

2016.06.26


(波ある多々戸で将棋するパイセンと僕)




いきなり壮大なことを書くクセをどうにかしたいけれど。





僕たちは常に何かしらの途上を生きている。



というか、泳いでいないと死んでしまうマグロと同じで、途上にいないといられない。


さもそれがゴールかのように目標や理想を描くが、手にしたり辿り着いたところで、神が降臨してご褒美に叙々苑を奢ってもらえるわけでもなく、そのゴールは次のものに自動更新される。




それはもはや気付けないレベルで勝手に更新されているから、僕たちは常に何かのスタート地点や到達点ではなく、途上にしかいないことになる。






憧れの女の子と飲みに行っただけでは飽き足らず、あわよくばお付き合いしたいと願い、晴れてお付き合いできたかと思えば一線を越えたいと目論み、苦労して一線を越えたかと思えば自らの結婚観を語り出す。





山王が通過点だった湘北よろしく、ワンピースを手に入れたとしても、ルフィは次の航海に出るだろう。







そう、最終的なゴールなど永遠に存在し得ない。





嗚呼、際限のない欲よ。 もうどうにでもしてくれたまえ。







それが分かっているのに僕たちが絶望しないのは、途上そのものが嬉しかったり腹立たしかったり哀しかったり楽しかったりするからだ。





ジン=フリークスは言った。



大切なものは、ほしいものより先に来た と。





つまり、欲しいものを追っているそのプロセスにこそ、求めている瞬間が転がっているのだと。





喜怒哀楽は、結果ではなく過程にある。意外と。





結果至上主義では、人は簡単に絶望する。



結果を出せない人間の言い訳かもしれないが。









先日の波ある伊豆遠征で僕は思った。



僕のサーフィンは、ここまでだと。 (どこまで行くつもりだったんだよ!)



中学生だったか高校生だったか、「これはひょっとすると、いやいやひょっとしなくても、プロサッカー選手にはなれそうにないな。」と思ったあのときよりも、上手い人の多さに絶望した。



僕の見たところ、一緒に波待ちしてる全員が全員キレッキレのリップを決めていた。



何がどうなったらそうなれるのか、想像もつかないあの感じ。





風のない腰くらいまでの波で楽しみ、少しハードだったら海から上がって海の見えるベンチで将棋をする。



誰にも文句を言われる筋合いはない。



それは一応、波乗りが上手くなりたいという途上に身を置いているからこそ訪れた、贅沢な時間だからだ。





最終的に、将棋のプロになれればそれで・・・。





おわり

海の水が綺麗とか綺麗じゃないとか 

2016.05.22


(茅ヶ崎 パークより)



海のそばに移り住んで数か月。




海を見て育つと大らかでのんびりした人間になる、などと人は言うが、あんなのは嘘だ。



波がいいとき、みんな朝早すぎ。





さて、ひとつだけ言わせてもらうが、湘南の海は意外と綺麗である。




無論ほっといてそうなったわけじゃないから、綺麗である、なんて言い方は適切ではない。




聞いた話になるけど、ほんの数年前までは都心に近い海さながらの異臭を放っていたらしい。




それが今は、天気が良ければボードに跨って波待ちをしている足の先まで透けて見えるし、海から上がったあとの髪の毛もサラどころかサラサラだ。




地元民等々の弛まぬ努力の賜物である。




ここ数年、関西近郊、尾鷲や日本海のとてつもなく綺麗な海で遊んでいた僕は、正直なところこっちの水の透明度に関しては期待していなかった。



というか諦めていた。


まあそこは仕方ないよね、などと言いながら。



他所から来ておいて随分と身勝手な話である。



そしてそんな無知な人間の諦念こそが、最もタチが悪く、恐れるべき対象だと最近になって気付く。



「思ったより綺麗だったから、綺麗にしとこう」では、いつまで経っても具体的な行動は起きない。

 


スタイリッシュな什器に整然と陳列されている商品を手に取れば元の場所に戻すが、安売りのワゴン販売であればそのままワゴンに放り投げるのと一緒だ。




天気のいい土日などは、3月下旬あたりから海のBBQを目にする。



僕にしてみればこれまでじゃ考えられない住環境で、都心から時間とお金をかけて遊びに来る人を見ては優越感を禁じ得ないが、初めて「遊べる自然」の近くに実際に住んでみてようやく自ら思い至る。





マジで、ゴミ持ち帰ってよ。



もう夏だよ。




おわり

取れるもんは取っとく商売 

2016.04.25

三菱自動車の度重なる不正について言及するとすれば、どうしようもなく池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」の続編を期待しちゃうってことくらい。



赤松運送も大変だぜ。




引っ越しにかまけて更新をこれでもかとサボっていたので、世の中は変化しまくっているけれど、このブログはあくまでも僕の生活に沿って地を行く。




入居からの退去費用精算までひと通りが落ち着いてみて、思うことがひとつ。





不動産業界(僕が知る限り個人相手の賃貸仲介、及び管理)の、「取れるものは取っとく」商売は、いつか破滅を迎えるだろう。




僕のような小さな庶民ですらこんな弱小ブログで意見するくらいだから、それは近い将来きっと大きな話になって、不動産業界の在り方を根底から揺るがすことになる。ことを願う。





賃貸物件への入居時や退去時に嫌な思いをした人はたくさんいると思うけど、その大半はカマをかけた不明瞭な、もしくは、さも当たり前を装った、費用請求であろう。




入居時のハウスクリーニング費用しかり、鍵交換代しかり。




別にそれが必要な作業であれば、費用を負担させようとすること自体は何の問題もない。




しかし大概の借り手は、賃貸仲介について無知だ。




それを逆手に取って、しれっと請求することに問題がある。



ハウスクリーニング費用も鍵交換代も入居者に負担させるスタンスなんであれば、それを初めから公表しておけばよい。




ウチは取るけど、それでもよければどうぞ?と。



それをとりあえず見積もりに入れて、「うん」と言ってくれたらラッキーみたいな商売が、僕は許せないのである。




終いには、退去時費用にこんな項目もある。




諸費用、3000円。



この諸費用の明細を下さいと言うと、「水道のパッキンとか。まぁ皆さん払うものですよ。」とのこと。




呆れてモノも言えないとはこのことで。





「皆が払ってるもの」という明細の支払いに応じるのは日本人くらいだと思うけど、それをどさくさに紛れて平気で顧客に提示するのは異常としか言いようがない。





結局のところ、顧客満足度を決めるのはトータルのコストの大小ではなく、「明瞭な会計に対して納得しているかどうか」だ。



というか最低限のルールだと思うのだけれど。




賃貸物件という商材の特性上、明朗会計は難しい(単に取れるものが取れなくなるという危惧か?)のかもしれないけれど、手書きのメニューが店内にペタペタ貼られた個人経営の居酒屋でも明朗会計にすべく努力している時代だ。




お金に余裕があると、面倒臭さが勝って、ともすれば払ってしまいそうな請求。




しかしそれこそ彼らの思うツボ。




問題は払えるかどうかではなく、払うべきかどうかだ。




その当たり前の主張を誰もが怠らなければ、取れるものは取っとく商売は撲滅できる。





おわり

関西論 

2016.02.28

早いもので、関西に来て三年が経ったので、そろそろ知った顔をしてもいいでしょう。



一説には治安が悪いと云われる我が町だけど、今では僕もその評価の一端を担っている。


僕の借り家の向かいのコンビニに屯している若者たちも、おそらく僕を認識している。


たぶんちょっと老けた上京中の大学生として。




つまり、ルーツは全く無いけれど、まぁずっと居ようと思えば居れるだろうなぁ・・・という程度にはなった。



ただし、それは可能か不可能かの話で、この町で一生を築いていく具体的なイメージがあるわけではなく。




転勤地において、「仕事の為に来ている」という感覚はそうそう抜けるもんじゃない。



実際、「仕事の為に」というのが一番の目的であることは紛れもない事実だし、会社に守られながら生活を営んでいる以上、場所を問わず仕事を優先することは必然である。



それでもそこまでドライな姿勢を貫けるほど僕は強くないので、関西という土地についてここに記す。



ずばり、関東⇔関西などという括りはもはや存在しない。



以上。




東京よりも人が少なくて、地代が安い。


三年住んでいても、大きく言えばそれ以上の感想はない。



でもそれは、関西に限った話ではない。


東京と比較すれば、どこも人が少なくて地代が安いでしょう。




つまり大切なのは、どこに住んでいるかとか、周りが関西人なのか博多っ子なのかではなく、どんな個人と関わっているかである。



たとえ大多数を見れば辛い人間関係だったとしても、尊敬できる人が一人だけでもいれば大概はやっていける。



それが三年間で学んだことかね。



あ、僕は恵まれているから、もちろん尊敬できる人は一人だけではないねんけど。



おわり

僕たちが政治家に望んでいること 

2016.01.30

この世で最も取り上げる価値のない話題、政治とカネ。



お正月に一人で相手の実家に行ったことを認めた上で「ただの友人です。」と説明して「ただの友人の実家にお正月に一人で乗り込む最強のメンタルを持つタレント」としての地位を確立したベッキーの話題の足元にも及ばない。




僕たちが政治家に望んでいるのは「不正のないように働いてもらう」ことではなく、「膨大な税金を使って社会をより良くしてもらう」ことである。




「税金で仕事をしているくせに不正するなんて許せない!」なーんてのはもはや稚拙な考えだ。



お金の出処がどこであろうが不正が許されることなんてないのだから。




また、「国会議員の給料が高いんじゃないか?」みたいな議論もナンセンス。




上述のように、僕たちは「少ない給料でそれなりの仕事をしてもらう」ことを望んでいるわけではない。



本質を見失うとはまさにこのことで。




国会議員数の削減はよしとして、それで精鋭だけが残るというなら、国政を担う重要な職務だ、高い報酬が与えられるべきである。




高い金を受け取ってもいいから、国を良くしてください。


それが僕たちが本当に望んでいることでしょう。




つまり、それが甘利大臣だろうが安倍総理だろうが、ひとりの議員が私腹を肥やしているかどうかなんて、僕たちにとっては重要ではない。



ましてや、せっせせっせと全国ネットで流す価値など尚更だ。




そんなことに意識が向いている間にも、消費税は上がり、厚生年金保険料も上がり、年金受給年齢も上がっていく。





そして行き着く先の辞任問題。


これが最もタチが悪い。


そのこと自体には何の意味もないのに、人事の話題というのはいつの時代も人の気を掻っ攫う。


街角で、〇〇大臣は辞任すべきか否かという、取るに足らないアンケートが行われる。




これについては、3年前にすでにこのブログに書いてたので引用する。



“主に政治で、何か問題を起こした人間にすぐに辞職を迫るということは、政治家という職業自体が甘い蜜を吸う職業だと僕たちが認めているってことだ。



そして、そんな政治の体質を変える努力を僕たちが放棄するってことだ。



実際どーしたらいいか分からないし考えるのも面倒くさいから、何となくおいしい仕事なイメージがあるし、そのままいられるのもなんかズルいから、辞めてもらおうと。”




おちょこブログ 2013年11月記事「辞めないで」より。






僕は天皇に手紙を渡して辞職を迫られて辞めなかった山本太郎氏が好きでも嫌いでもない。


なぜなら、そんなことは議員の印象を左右する要素には成り得ないから。





しかし都構想が頓挫して辞めちゃった橋下徹氏はどちらかというと好きだ。


総理大臣以外で、汚職ではなく政策の結果で進退問題が話題になったのは橋下徹くらいだと思うから。






おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳



現在は東京にて営業を。

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