おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

モトホ(涸沢・ザイテングラート) 

2015.10.17


(上高地に現れたモトヤマ)




お待ちかねの。



秋の連休はモトヤマとイクヤマだと相場は決まっている。



紅葉はピークを過ぎたらしい涸沢と穂高に。






平湯の始発バスをこれでもかと逃しつつ、上高地に集結した僕たちは、登山届を仔細に仕上げ、のんびり7時に歩き出す。








明神岳を左手に観ながら嬉しそうなモトヤマ。


今回はその裏にある前穂を目指しているらしい。


行けるかな。 その顔で。











明神荘は素通りし、8時過ぎには徳沢着。


良い子にしている僕らには当然の快晴。











いつも通りのハイペースに、余裕のモトヤマ。


三十路が近いので、タバコの本数は減らしたいモトヤマ。













9時前に横尾着。ここで初めて地図を出すモトヤマ。


どんなに強くなったって、平地から登りに切り替わる瞬間はゲンナリするモトヤマ。


歩き始めれば、何のことはないのだが。












いつか屏風岩を登りたいモトヤマ。


紅葉はこの辺が一番綺麗かも。


それにしてもキメ顔を出すのが早いモトヤマ。












10時にはモトヤマ橋、じゃなかった本谷橋着。


ここは大いに賑わっている。













ここから急登。ノマドパーカを脱いだモトヤマ。















奥穂が見えてきたので、顔で警戒するモトヤマ。















涸沢が見えてきたので、警戒を解くモトヤマ。













後ろも絶景である。














11時、涸沢着。


今回はやたらと撮影に協力的なモトヤマ。


1円たりとも出さないが。











嗚呼、協力的。


それにしても、北穂も涸沢槍も奥穂も丸見え。











超ハイペースで来たので、テン場はまだまだ空いている。敷きパネル不要の、いい場所も取れる。












お気に入りのステラリッジテントを立てるモトヤマ。


手伝わない私。


















涸沢カールをバックに、これ見よがしに一服するモトヤマ。











穂高連峰を前にして、ハエのごとき私。












ヒュッテ前で昼食。

山では必ずパスタのモトヤマ。


















何枚撮っても綺麗である。












時間は有り余っているので、涸沢小屋まで上がってもう一度お湯を沸かすモトヤマ。


カメラは意識している。確実に。













そして昼寝へ。


500の4本は肩に来る。













起きたらこれだから昼寝はやめられない。









天気はまだ良い。明日は荒れるらしいが。













だからか、テントは少ない。












二次会は涸沢小屋のテラスで。


JIM BEAMのミニボトルは何故かプラボトルなので山には途轍もなくオススメである。


コンビニでも売ってる。






翌朝は4時に起きるも、猛烈な風雨。


小屋の情報では、穂高の風速は20mあったらしい。


ペグダウン少しサボってたら、テント飛ばされてたかも。


というか、小屋レンタルのテントが1張り飛ばされてた。


雪も少しある。












とりあえず待機して、少し落ち着いた12時に涸沢発。


翌朝にかけての西の風の予報が24mだったので、テントはデポして小屋泊まりの予定で。


この時点でモトヤマの前穂の夢は消える。


まぁモトヤマも大人だからね。





できればこの日に奥穂は行きたい。


上に行かなきゃ分からないが。












12:30にはザイテングラートの取り付き。


雨は上がったけど、風が強い。












でも、ここの登りはとても楽しい。


そこまで痩せた道でもないし、程よい高度感。












13:30には穂高岳山荘着。


紅葉の連休なのに空いている。天気悪すぎて。














少し休んで、14時過ぎに出発。


小屋の入り口は東を向いているので、風はない。


行けるかもしれないモトヤマ。














と思ったらダメでした。

尾根が西向きになった途端、立ってられないほどの風で。


というか道もほぼ凍っている。












分岐の看板も、西の風雪を受けてスピード感が出まくっている。














一応、涸沢岳の方も行ってみる。















まぁ無理で、すぐに引き返すモトヤマ。


涸沢での充分すぎる睡眠で、体力は有り余っているというのに。













帰りがけのテン場で、1張だけステラリッジテントを見た。


きっと大丈夫。













早々に酒盛りを始め、おしまいにコーヒーを飲む余裕まであった。


アルプスの小屋に来るといつも思うけど、何故こんな過酷な環境下でここまで綺麗に保てるんでしょうか。














翌朝は3:30起床。







相変わらず風が強くてマジアブナイので、少し明るくなる5時まで待って出発。






涸沢で預かってもらっているテントや寝袋をピックアップして、そのまま下る予定。


昨日とは打って変わって快晴で、上空は凄い星です。


二人で星空を観た回数は、モトヤマとが一番多い私。

嗚呼。












早朝のザイテングラートは凍っているので慎重に歩くモトヤマ。














少しずつ陽が昇ってくる。















涸沢ヒュッテの灯りを目指して。















絵になる男、それがモトヤマ。


それにしても晴れのザイテングラートの下りはとても良い。















目にも留まらぬ一瞬を捉える写真というものは、モトヤマほどのイケメンからもこんな表情を切り取ることができる。


後ろの奥穂がどんなに神々しくてもだ。













6時過ぎに日の出。














涸沢槍もハッキリ。すごく近い。















すごい照らされようなモトヤマ。














涸沢すぐそこ。













6:30に涸沢に帰還したモトヤマ。


すでに上には雲が。


晴れるのは朝だけとのことで。


荷造りし直して7:30頃出発。











穂高連峰を当たり前のようにバックに配置するモトヤマ。

やはりアナタには頭が上がりません。














飛ばしに飛ばして、9時には林道歩きに。














そして11時過ぎ。


無事に上高地に帰還したモトヤマ。


やはり西から天気は崩れて、すでに雨がパラついてて寒いモトヤマ。





そして、親に借りたというタントで1人、東京に帰っていった。


気を付けて。





訳あって、次回のモトヤマ登山は1年後になりそうです。




井上雄彦の「リアル」ばりに、お楽しみに。






おわり

モトハク(白山) 

2015.05.10


(白山山頂より)



リクエストを頂いたので。


連休は残雪の白山へ。


今回のパートナーは、なんと、まさかの、やっぱり、モトヤマ。



例によって関西と関東からなので、朝4時に金沢に集合。


モトヤマは3月に運行開始したばかりの噂の北陸新幹線 「モトヤマ」、 じゃなくて 「かがやき」 で前夜入りしていたらしい。


金沢から登山口までの足も必要だったので、僕は深夜に出て遠慮がちな速度のクルーズコントロールでお迎えに。


春になって僕のシャトルの燃費もだいぶ良くなってきた。 いやー遠いけど。


モトヤマは安ホテルで仮眠してたらしいが、カエルの鳴き声がうるさくて眠れなかったらしい。(窓閉めて寝ろよ!)








(市ノ瀬駐車場より)


6時には市ノ瀬着。

別当出合までは除雪が追い付いてないので、車はここまで。 ここから歩く。 嗚呼。










(ふきのとうを愛でるモトヤマ)


北アルプスもそうだけど、何が素晴らしいって、この時期はふきのとうが素晴らしい。 










すぐに雪渓歩きに。  毎回これがやりたくて来るけど、毎回ダルい。










最近修理に出したらしいカジタックスを装着するモトヤマ。











天気はすこぶる悪く、別当出合に着く頃には結構な雨が。


気温は高く、雪はぐちゃぐちゃ。


だからなのか、ゴールデンウィークなのに砂防新道に登山者はほとんどいない。 好都合だけど。













甚之助までの登り。

ここは相当に急で、かつてないほどのザックの重量に挫けそうで挫けないモトヤマ。


僕はここ数年、登りでほとんど疲れない。

どれだけビールを担いでいても。 


登る前にバナナを食べてるからね。  この顔で。








一旦、小ピークに出て一服するモトヤマ。 

天気の悪さも相まってか、僕たちは老けた気がする。

あと何年、誰よりも若いと自負し続けられるのでしょうか。











それでも健脚で、10時過ぎには甚之助避難小屋着。

雨ひどい。

気温も下がり、ウェアはほとんど乾かない。




今も順調らしいモトヤマの彼女の話で時間を潰すも、天気は一向に好転しないので、南竜めざして再出発。


雨で写真が撮れない。











ガスを掻き分け、11時過ぎに南竜避難小屋に到着。

インナーを変えるモトヤマ。










本当はこの日に荷物をデポして白山山頂を目指す予定だったけど、雨も酷いし視界もないので今日はここまで。

春は新しい装備が増えるね。










なぜか室内に流れ込んでいていた綺麗な雪で水作り。











その雪のせいか、あまりの寒さに、小屋内にテントを張るモトヤマ。


まだ昼の13時なんだけども。








3時間も昼寝して、酒盛りを始めるモトヤマ。





ホットワインは白もイケる。


特に話すこともないけど、ミスチルといきものがかりを流して時間を稼ぎ、21時に就寝。

小屋の中に張ったテントの中でも寒い。

外からは終始、雨の音。













朝5時、月明かりの中の出発。












イケメンが下を向いていてもイケメンなのは何故だろう。










南竜をバックに、石徹白道を登るモトヤマ。











日頃の行いが良い僕らには当然の天気の回復と、充分過ぎる睡眠時間にテンションはMAXのモトヤマ。











背後の別山がとても綺麗です。












避難小屋から1時間強、一旦平坦な場所に出る。










そのあとすぐに全貌を現した白山山頂を背後に、意味もなく地図を確認する私。












6時頃、陽が登ってくる。

太陽の周りを虹が囲むというご褒美つきで。











雪に埋もれまくっている室堂を後にして、最後の上り。


南側の景観は半端じゃなーいー。










そして7時頃、白山を制したモトヤマ。

ピッケルは山頂で「イェーイ!」って掲げるためのものじゃないと教わりつつも、掲げるよね。










南東側もアルプスが一望できて凄いけど、白山はやっぱり南側の眺望が良い。 とても良い。









抱きしめすぎて何山か読めないモトヤマ。










惜しみつつ下り。









もはや完全なる晴天。











9時前には避難小屋に戻り、渋いノマドパーカに着替えるモトヤマ。











僕はお気に入りのバンダナをピッケルで干ーすー。












このまま下るだけなので余裕のあるモトヤマ。











中に積もった雪で寒かったけど、言うても快適だった小屋を後にするモトヤマ。










少し寄り道をしながら。










昼には別当出合の危なすぎる吊り橋へ。 なんでこういう構造なんでしょうか。











別当出合より。

僕よりも多くコイツの写真を撮ってるヤツはたぶんいないでしょう。











そして金沢は片町(通称まち)の「もりもり寿司」へ。


少しイイトコの回転寿司である「もりもり寿司」では、少し高い寿司を頼むと、北陸新幹線「かがやき」の模型がレールを走って寿司を運んでくるという、いらん演出付き。

がす海老が美味いよね。




次は夏のアルプスかな。




おわり

モトヤツ(赤岳) 

2015.01.11


(赤岳とちっぽけな私。)




年始は連休を頂いて八ヶ岳へ。



言うまでもなく、パートナーはモトヤマ。


もはやブログ上の架空の人物なんじゃないかとも言われている。






(八ヶ岳山荘とモトヤマ)





ギア以外の装備はほぼ下ろし立てなのに、着慣らしている風を装い、イケメンさながらの蛍光イエローのウェアで息巻く。




今回は車で茅野駅まで稼ぎ、そこから冬季ダイヤのバスで八ヶ岳山荘まで。


あのバスは安くて空いててスムーズで良い。とても良い。


このシーズン、チェーン有りの4駆でもない限り、登山口まで上がれるかどうかに気を揉むくらいなら、あのバスを使ったほうが良い。


茅野駅近くのコインパーキングも安くて良い。




ただしバスの始発は比較的遅いため、9:30に八ヶ岳山荘を出発する。



赤岳展望荘着のリミットは15:00。


ペース次第では行者小屋泊も視野に。



ただ、この日は快晴かつ風もなく、以後の予報も良好で、いつも通りハイペースで出発。










無駄にパウダーグローブのフィッティングを調整するモトヤマ。



都会育ちの生温い僕たち。豊かな積雪にテンションは上がらざるを得ない。










10時半に美濃戸山荘着。


ここでアイゼンをつける。勝負に出るモトヤマ。




赤岳鉱泉に寄る余裕はなかったので、南沢へ。










朝も遅いのでトレースがしっかり付いてて快適な雪道歩き。











前方に赤岳が見えてくれば行者小屋はすぐそこ。












南側には阿弥陀岳も。


嗚呼なんという素晴らしき青と白のコントラスト。


良い子にしててよかった。










12時半頃、行者小屋着。


ここまであんまり人に会わなかったけれど、ここは賑わってた。


赤岳展望荘もごく近くに見える。











ここからは吹きさらしになるので、ゴーグルは必需なモトヤマ。


イケメンがゴーグルをしててもイケメンなのは何故だろう。




文三郎尾根から先に赤岳に行くのも考えてたけれど、横岳のほうで遭難者が出てるとの噂もあり、大事をとって直接展望荘へ向かうべく地蔵尾根へ。









一気に急登に。










森林限界を過ぎてからが長い。











高度を上げるにつれて撮影に協力的になるモトヤマ。


空の青はこんなに濃かったでしょうか。










阿弥陀岳とモトヤマ。







太陽も近い。










登り終盤、シャレにならない痩せ尾根を風をみながら渡るモトヤマ。ここが一番危ない。一切の笑い無し。












最後のクサリ場をゆく。











14時過ぎ、ようやく地蔵の頭へ。










足早に展望荘へ向かうモトヤマ。

分かりづらいけど凄い風。

左奥にはマウント富士。










14時半頃、赤岳展望荘着。


まさかの個室で、ご満悦のモトヤマ。









担いできたお酒を並べて、僕たちの唯一の共通の話題である高校サッカーを観る。





おばあちゃんちクオリティ。






夕方の蓼科方面。









食事も落ち着き、有り難そうに白湯を啜るモトヤマ。





白湯が美味いから山はやめられない。





横岳で遭難者が出てる噂は本当のようで、僕たちも予定を変更して赤岳ピストンのみに。


20時就寝。






翌朝6時半、日の出を左手に見ながら赤岳に出発。










朝日に照らされてピンク色になる赤岳と相変わらず黄色いモトヤマ。





凄い風です。






思ったよりも雪が付いてなくてカリカリなので、文字通り一歩一歩ね。









7時、赤岳頂上着。





下からの吹き上げで氷の粒が顔めがけて飛んでくる。


長居不要。









早々に下る。






7時半には展望荘に戻り、朝食後すぐに下山開始。










森林限界まで戻れば、お尻で楽しく滑りつつ快適な下り。










なんか空模様が怪しいので急いで下る。









11時、無事に八ヶ岳山荘で温泉に浸かる。


なぜか冬の赤岳から下りてきてランドネをチェックするモトヤマ。








今でこそ相応な登山をしているけれど、5年前、全身コットンで山に入り、固形燃料で10分くらいかけてコップ一杯分の湯を沸かし、帰りの車中でミスチルを聴きながらセンチメンタルになるのが登山だと信じ、月にだって行けると思っていた僕たちも、ここまできた。



これは日本登山界にとっては小さな一歩だが、僕たちにとっては偉大な飛躍である…。





おわり

モトヤリ(槍ヶ岳・西鎌尾根・双六・三俣蓮華) 

2014.10.09

きわどいタイトルだけど悪しからず。



先週末は槍ヶ岳へ。


最近海ばかりで久しぶりの山だったので書く。シーズンだし。



同行者は当然、皆さんお待ちかねのモトヤマ。


彼は常日頃から「ヤリに行きたい。」と、これまたきわどい発言を連発していたので、ようやく実現した格好。



前夜発、それぞれ東京と大阪から新穂高温泉に集結し、仮眠をとって5:30スタート。


しかしやっぱり大阪からアルプスは遠いなぁ…。




この日の予報は風雨で、穂先は望めない。


槍ヶ岳山荘までコースタイム9時間程だけど、それも怪しい。







モトヤマ萎え萎えで右俣林道スタート。





それでも健脚な僕らは6時前には穂高平小屋を通過。








風に吹かれることもなく、他の登山者の姿もほとんどなく、モトヤマは可愛い彼女と今も順調で、実に平和な林道歩き。





8時には余裕の滝谷避難小屋着。



モトヤマお気に入りの白馬T。

すそ伸びるで。










そのままノンストップで槍平まで。






思いのほかの好ペースで、徐々にテンションが上がるモトヤマ。


イケメンは可愛い子ぶってもOKなところがムカつきますね。そしてそれを自覚しているところも。





僕の行動食はもちろんコレ。





プリチー召喚。




槍平で水を汲み、ようやく飛騨沢の斜面に取りかかります。




左手に開けてるはずの西鎌尾根も槍の穂先も何も見えないため、しっかりとルートを確認する成長したモトヤマ。










まだまだ元気だった僕らは11時過ぎには千丈分岐着。








ここからは下からの吹き上げが半端じゃない。



装備不足は論外だけど、寒いダルいと思ったらすぐに引き返すか、ゆっくりでも歩き続けるという事前の約束事が必要。あと多少のメンタルも。


そのくらい、このコースの中でこの場所は孤立している。


先の見えない悪天候時は尚更。








やっぱり山では雪よりも涼しくなってきた頃の風雨が一番怖いように思います。




それでも着くもので、13時には無事に槍ヶ岳山荘。



本当のオアシスは砂漠じゃなくて悪天候時の山小屋にあり。



3000Mの風雨を前にして、この日は結局小屋泊まり。















これを全部担いできた僕はやっぱりビールが好きだ。ちっとも謎めいてない。






モトヤマも最後の斜面は相当効いたようで。








この日は夜中まで雨と風で、穂先に取り付く人はおらず。



僕らの後ろを歩いていた人が皆たどり着いていることを祈って就寝。





翌朝4時、朝がクソ弱いモトヤマが珍しく僕よりも早く起きて騒いでいたので何事かと思って窓を開けたら、恐ろしいほどの星空と、左手にはくっきりと浮かび上がるヤリが。それに風のない静寂。



良い子にしててよかった。




というわけで早速。










ついに槍の穂先に差し掛かるモトヤマ。






何が凄いって、後方に見える穂高が凄いよね。





おめでとう。










だいぶ明るくなってきました。










上は混むので朝日は下で。











槍とちっぽけな私。










完全にテンションが上がって撮影にも協力的なモトヤマ。











余韻に浸る間もなく、次はこっち。











悪天候時は危ないと言われる西鎌尾根もこの上ない好天。













槍をあとにして急にサングラスを付けだしたモトヤマ。











昨日登ってきた斜面を左手に見ながら。









風のない西鎌尾根はバイヤー。

もはや世界の中心。

槍も穂高も乗鞍も焼岳も御嶽も燕も鷲羽も全部みれる。






















小ピークを二つ越えると色付いてきます。










余裕の樅沢岳着。










ここを越えれば双六小屋が見えます。






GWに来たときはほぼ雪に埋まってたので全貌は初めて。





昼前には双六小屋着。

今日はちゃんとテント泊。





他テントなし。





小屋泊で休息は充分なので、この日のうちに三俣蓮華~双六をまわる予定のモトヤマ。











昼過ぎには三俣カールへ入るモトヤマ。








アタックザックの気持ちのいいカール歩きで、三俣蓮華は瞬殺。

鷲羽岳をバックに。









反対側に見える雲の平に思いを馳せるモトヤマ。








ここから気持ちのいい尾根歩きで双六岳を目指します。










さすがに疲れが見え始めたモトヤマ。









そして。





今回予定していた全てのピークを踏み終え、泣きそうになっているモトヤマ。





10年近く前に全身コットンだらけで谷川岳に入ったのが僕たちの初めての登山。


成長したものです。












双六は下り始めが最高だね。





この日の槍は常に丸見え。






ゆっくりテント場に戻ります。








写真だと分かりづらいけど、右手には煙を上げる御嶽山が遠くに見えます。





天災は防げずとも人災は防ぎたい。







無事下山するとテント増えてた。





ステラ率50%。







そしてこの人は急にお金を使い始めた。







僕は担いできたビールをひたすら消費して軽量化をはかります。






夕刻、鷲羽岳が綺麗に照らされたのでビールが止まらないモトヤマ。








この日は小屋の人にとっても珍しいくらい綺麗に夕日が差して、小屋スタッフも総出で撮影会でした。










もはや酔っ払っているモトヤマ。









しかしこのテン場は広くて静かで良い。とても良い。









日が暮れてからの冷え込みも大したことなく快適なテント泊。








翌朝は5時前に双六発。






この日は雨の予報だけどまだ降ってない。


今のうちにさっさと下る。






雪のGWのときは目印ゼロで雪庇に入り込みそうになった弓折乗越も、間違えようがないくらい分かりやすい。











6時には鏡平。





モンベルTのバリュエーションの多さを出してくるモトヤマ。




ここからは雨に降られ、黙々と下ること約3時間。




無事に新穂高温泉に帰ってきました。



ロープウェイの売店で今も仲睦まじい可愛い彼女にお土産を買い、この日のためにレンタルしたというベージュのモコに辿り着いたモトヤマ。おつかれ。彼女によろしく。








最近は山もいいけど海もいいなぁ…と書いてたけど、海もいいけどやっぱり山もいいなぁ…。

妖怪ウォッチもいいなぁ…。






おわり

モトヤマと双六 

2014.05.11


(花見平より。)



連休は双六まで。


久しぶりに厳しい山行だったので書く。


今回のパートナーは当ブログの常連モトヤマ。


当然の全身モンベル。


分かってるねぇ。



昼行のバスでGWの渋滞にハマって大幅に遅れながらも何とか暗くなる前に新穂高着。



とりあえずヘッドランプでわさび平まで。



翌日以降のスケジュール確認とモトヤマの可愛い彼女の話題で軽く前夜祭。





(可愛い彼女がいるモトヤマ。)






翌朝5時起床。



わさび平には山スキーヤーと思われるテントが数張。



皆ほぼ同時刻に出発。


気を付けて行きましょう。





(小池新道登山口より)






この段階から沢沿いの道は所々が雪で塞がれていて、その上を慎重に歩く。



足を滑らしたらマイナス100度くらいありそうな沢で熱湯コマーシャル間違いなし。








物凄いデブリ。




もはや雪で中継地点が判別できないけれど、鏡平へ登り切る手前で道を大きく右に逸れるまでは、歩きにくいデブリ地獄をひたすら進む。









もはや帰りたそうなモトヤマ。











こんな感じで全然近づいてくる気がしない大ノマ乗越を臨みながら。




でも、この上ない晴天。










なんだかんだ余裕のあるモトヤマ。



後ろに見えるのは焼岳と乗鞍。









鏡平に向かって右に逸れる。











間の谷には、スキーと思われるステラリッジが2張。











もう一息で稜線に出る。










鏡平着。


槍と穂高が一望できます。


最高の天気で最高の眺めです。


ここにもステラリッジが1張。


雪山には黄色いテントだと、大体相場は決まっている。









槍を眺めて全行程が終わった感を出すモトヤマ。





あまりにも素晴らしい展望なのでもう一枚。





中央下に見える赤茶色が、雪に埋れている鏡平山荘。




少し休憩して、弓折岳を目指す。



冬期はルートも不明瞭なので回り込む必要はなく、ここからほぼ直登。


ここはキツい登り。








まだまだ余裕があるようで安心しました。




そして。




(弓折岳山頂より)



後ろには大ノマ乗越が続く。


あっちの雪庇は結構ヤバいらしい。






ここまで来ればあとは稜線歩き。










双六小屋到着まで時間的にはかなり余裕があったので、ゆっくり休憩を取りながら雪の稜線歩きを満喫したいモトヤマ。










ピッケルワークが様になるモトヤマ。











30分ほど行けば、左に双六、奥に鷲羽岳を並べた双六小屋が小さく見える。












さらに行くと双六岳と横並びになる。
あまりにもちっぽけなモトヤマ。






そして小屋も目前、モトヤマが「クマみたいなヤツがいるー!!」と叫ぶので前方を見ると、西鎌尾根のほうから小屋に向かってスタスタと歩くクマが。









写真小さすぎるけど、拡大したら分かるかも。





小屋の裏に辿り着いたクマは一旦見えなくなり、数十秒後にこちらに向かって歩いてきた。



しかし、僕とモトヤマの「こっちに来るー!!」の叫び声にピタッと立ち止まり、踵を返して西鎌尾根に戻っていった。



もはや西クマ尾根。




実は山でクマに会ったのは初めて。



動物園と宝川温泉でしか見たことなかったのに。



遠くに見つけたら、とにかく叫び通すことですね。




安全が確認できたので、そのまま進む。




そして14時未明、ようやく双六小屋のテント場に到着。




とにかく長かった。



でも、鏡平までのデブリ地獄で心が折れなければ大丈夫。



弓折~双六の真っ白で緩やかなアップダウンは絶対歩いたほうが良いです。




でもクマに注意。



あるクマ通によると、この時期に出るクマは冬眠明けで腹が減ってるから尚更ヤバいらしい。











新しくなった冬期避難小屋。



スキーの人が何人か入ってました。






ビールを開ける前に、冬期は水場がないので、まずは雪でひたすら水作り。









ジェットボイルSOLで100Gのガス缶ひとつあたり5Lくらいは作れます。






夕刻、双六岳はこんな感じ。









なめらかすぎ。



所々に滑走の跡が確認できます。




明日は大荒れらしい。


三俣蓮華までは行く予定。


無理じゃね?






翌朝は3時起床。



案の上、吹雪いてた。



モトヤマも鏡平で槍を見た時点で満足気だったし、この日は夜まで荒れるという予報だったので、大事をとって下山を決意。




スキーヤーの無事を祈り、それと僕らの復路の安全を祈り、4時、双六を出発。





(双六側から見た弓折岳)




写真では分からないけれど、物凄い風雪です。



どうかクマだけは勘弁。



昨日とは打って変わって厳しい稜線歩き。



他、下りの写真は冒頭の萎え萎えのモトヤマのみです。



1時間程でピークに出るも、雪で視界がなく、そこが弓折岳山頂であることに気付くまでに時間がかかった。



あのまま大ノマ乗越に入り込んでたらヤバかったかも。



冬期、ここはホントに分かりづらいので要注意。





ここから鏡平を下に確認できれば、ルートは分かりやすい。



あとはひたすらケツで滑る。



鏡平まで降りれば、雪は雨になる。




逆にここからはベチャベチャでほとんど滑れない残念な雪歩き。



そしてデブリ地獄をひたすら下る。




8時半頃、わさび平に到着。



ここでアイゼンとピッケルを仕舞います。



雨ひどい。温泉入りたい。クマ怖い。



わさび平ではテント張ってはみたけど天候みて諦めて引き返してるっぽい人が何人かいました。




最後はダラダラ歩いて10時頃、新穂高ロープウェイに帰還。



温泉入って鏡みたら顔が真っ赤でパンパンなゴリラ。




風呂あがり、休憩所のテレビでニュースを見てたら、穂高と涸沢で数人が滑落したとのことで、その場にいた皆が凍りつきました。



朝一で引き返して良かった。


ビビりで良かった。





というわけで久しぶりのモトヤマとの山行は無事に終了しました。




毎度のことだけど、雪山はしばらくいいです。顔痛いし。サッカーしたいし。






(新穂高より)






おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳


現在は東京にて営業を。

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