おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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転職論 

2010.11.15

前の会社を退職して現在の会社に籍を置いてから半年以上が過ぎ、二社目であることを忘れるくらいになってきたわけだけど、賛否両論な行為の代表格である「転職」についてここまでで感じていることを書きます。

ちなみに僕はサラリーマン転職族なのでここで書くのはあくまでもサラリーマンという枠の中だけの話です。

まあ僕は言っても転職回数一回、かつ現時点ではいずれの社歴も一年いくかいかないかという身であるので、大層な話を書くつもりはないけれど、僕の年齢で二つ以上の会社を経験している人間はかなりの少数派だと思われるので、今の段階で書く転職についての考察には結構な価値があると勝手に思ってます。 時価で。


まず第一に転職をすると、世の中には会社がたくさんあって、それぞれの会社で、業界が異なればなおさら、制度や風土が恐ろしいくらいに異なるということを実感できる。

んなことは当たり前すぎて続きを読む意欲を削がれた人が大半なのは承知してるけど、これはつまり自分がいかに前の会社色に染まっていたかを実感するってこと。

よく言われている他の例を挙げれば、「海外旅行に行ってみて、日本の良さ(または悪いと感じる点)を改めて認識した」的な話。

これができるのは、二カ国目、二社目といった比較対象ができるからに他ならない。

自分の中で完結して満足しているのであれば話はそこまでだけれど、比較対象がなければ自分の会社の良し悪しを判断することはできない。

今の会社に対して少しでも自分なりの評価を下す部分があるのなら、転職するしないは別として他の会社と比較してみる価値があると僕は思う。


ということで二つの異なる会社、ましてや僕の場合旅行業界と金融業界、それもそれぞれ日本企業と外資企業という対極とも言える場所をそれぞれ経験しているので、互いに比較対象としては十分すぎるほど。


要するに、今の会社に入ったことによって前の会社を客観的に見れるようになるわけだ。(逆もまた然り。)

人間関係は途切れないとしても、もうその会社に所属しているわけではないから感情論をかなり排除できるし、ドライな目で自分なりの評価をすることができる。

会社は人生を預けることになりかねない組織であるから、常に客観的に見ていないと取り返しのつかないことになりそうで僕は怖い。


それ以外にも、転職をすることによって今まで持ち得なかったスキルや知識が付いたりとか、人間関係が広がったりとかっていう話ももちろんあるけど、それはあまりにも当たり前すぎるのでここでは省いて。


ここまでが、転職をすることによって得られると僕が個人的に思っているプラス面の話。



もうひとつが、僕が個人的に感じている転職のマイナス面の話。


よく言われる転職のマイナスイメージと言えば、「会社を辞める」=「負け犬」、もしくは「途中でさじを投げた」的なものだろう。

特に日本の場合はこの考え方がまだまだパーセンテージを占めている気がする。


正直なところ、僕も当初は「たった一年で会社を辞めた若造」っていうレッテルを気にするようなこともあったけど、そんなのは自分の持っている意志と継続した行動でどうにでもなるし、というかどうにでもなったからマイナスだとは思わない。

それは自分でコントロールできる部分だから。


でも僕がどうしてもマイナスだと思う部分、自分ではコントロールできないと思う部分がひとつだけある。


それは、前の会社にいなければ絶対に成し得ないことに欲が出たとき。


例えば、「二年目になったら・・・」(僕は一年で辞めてるから)とか、「あの部署に行けば・・・」とか。

かなり未練がましい感じに聞こえるかもしれないけど、会社を離れたからこそ、そういった「今なら○○できる」なんていうお恥ずかしい発想が嫌でも出てくる。

でもそれは違う会社に籍を置いている以上実現することはできず、今の仕事でのモチベーションに変えるしかないんだけど、それはなかなか大変な作業で。


なんてことを書くと「じゃなんで転職なんかしたんだ」と言われそうだけど、これはあくまでも僕が転職について感じている一部分であって上にプラス面を書いたように全てではない。

言いたかったのは、簡単に会社を辞めないためにも、こういった「今は見えないけど将来見えてきそうな今の会社での将来」を見据える余裕を持っておくことが必要だってこと。



というわけでいろいろ考えた挙句、結局のところ転職が良いか悪いかは本人の感じ方次第だし、上には賛否両論と書いたけど賛否どちらかの論を展開するなら転職をしてみてから個人的な見解ですと前置きをした上で語ってほしいと僕は思うわけで。

ただ、「転職は慎重に」というキャッチコピーにもあるように、生半可な気持ちで決めるものでは決してないということだけは確心として持っている。

現在の会社での状況と、その現状を変えられるかもしれないという可能性と、現在の会社で仕事を続けていれば手に入ると想定される将来、そして自分が別の場所に求めている将来をこれでもかっていうくらい比較検討してから決めるべきものだと。

会社は簡単に飛び出していいものでも飛び込んでいいものでもない。


転職に限らず、それくらい悩む価値が「会社選び」にはあると思う。



とにかく。

僕は転職をすることに決めて転職をしたわけだから、ぎゃあぎゃあ持論を語ってないで今の場所を大切にして社会人二年目を猛進するのみ。



おわり
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おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
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現在は東京にて営業を。

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