おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

<<中日の決意  | ホーム | 風呂論>>

瑞牆山奉行 

2010.10.04

IMGP7311_convert_20101003215848.jpg
(瑞牆山登山口駐車場にて)


約一ヶ月前のある日、山登りに行く計画を共に立てていたモトヤマ(9/21記事、『東京→仙台チャリ奉行』参照 リンク→http://henachoko0913.blog3.fc2.com/blog-entry-39.html)から突然、「瑞牆山だな」というメールが来たのが全ての始まりだった。


「瑞牆山」なんて漢字検定0.5級レベルの漢字が読めるはずもない僕は、モトヤマが山の登り過ぎで頭がおかしくなってしまったかと思ったが、iPhoneで調べると、瑞牆山(みずがきやま)は登山家にかなりの人気を誇る山梨県の山だと判明。


難しくて読めない山とかヤバくね?ということで僕らの行き先は瑞牆山に決定。


そして10/1(金)深夜から10/2(土)にかけて瑞牆山を攻めてきたので、その話を書きたい。


例によって(8/23記事『魔の山奉行』参照 リンク→http://henachoko0913.blog3.fc2.com/blog-entry-35.html)仕事後の夜遅くに東京を出発し、中央道をミスチルがんがんで安全運転で走行、山梨県へ向かった。

須玉ICで降り、そこから瑞牆山登山口駐車場へ向かう山道に入っていくのだけれど、そこで『ヤツら』に会ってしまったので、そのことは書かざるを得ない。

上のリンクの『魔の山奉行』に書いたが、僕らは谷川岳麓でイノシシ大先生に会っていたので、また出会えるのではないかと期待しながら深夜の山道を走っていたことは言うまでもない。

タヌキ2匹と鹿1匹はすぐ出てきたのだが、あっという間に山の中へ逃げてしまったので興奮度はまだ62%くらいだった僕ら。


しかし、瑞牆山登山口駐車場も目前にせまり、助手席のモトヤマが「今回は会えそうにねえな・・・」と涙を浮かべながら諦めかけた次の瞬間、前方に車のライトに照らされて神秘的に浮かび上がる数体の『ヤツ』が現れたのである。



(『鹿の群れ』youtubeに投稿済)


美しい毛並み、芸術的に伸びる角、優雅な逃げ方、そしてその数。

あれは完全に「しし神」だった。


youtubeを観てもらえれば分かるが、あのときの感動と興奮は、南アW杯の駒野のPKをも凌いでいただろう。


あの瞬間は、あの道路では人間の数(僕ら2人)よりも鹿の数(6匹)のほうが多かったのだ。

そんなおかしな比率があっていいのか。

人1に対して鹿3。

1対3。

まるでニュージーランドで言う羊のようなテンションである。


やはり野生の動物は、動物園で必然的かつ意図的に見るものとはワケが違う。

深夜の山道の暗黒の中で、偶然かつ無意識のうちに目の前に巨大な野生の動物が現れたときの体中の毛穴が直径10センチくらい開く感じを是非知って欲しい。

アフリカの熱帯雨林にもひけを取らない興奮がそこにはあるのだ。

今回は動画に収めることができたことを誇りに思う。



さて。

興奮冷めやらぬうちに瑞牆山登山口の駐車場に到着した僕らは、例によって凄すぎる星を眺めながら酒盛りを開始。(冒頭の写真参照)

いつか星も綺麗に撮れるカメラを買おうと思う。

もちろんそこでの会話の内容の9割は「鹿について」だ。



クソ冷える車の中で仮眠を取り、翌朝8時に登山開始。


しし神の興奮に負けず劣らず、瑞牆山の険しさは僕の浅い登山史に深く刻まれることとなった。


IMGP7325_convert_20101003220423.jpg
(瑞牆山の外観)

少し見にくいが、木々の奥にそびえ立つ瑞牆山の雄姿をおわかり頂けるだろうか。


IMGP7335_convert_20101003220850.jpg


このように、登山道には常に巨大な岩が立ちはだかる。

岩の右手にある階段を見てもらえれば、いかに岩がデカイかが分かるはず。


IMGP7344_convert_20101003221139.jpg

ロープを使って登る岩場も数知れず。


存分にアウトドア感を楽しめる登山道だと言えるだろう。


とにかく岩がすげえ。

山っていうか岩。

山登りっていうか岩登り。

岩の岩による岩のための政治。


そんな感じで登山口から2時間半ほどで山頂に到着。

IMGP7363_convert_20101003220635.jpg

山頂から見下ろすことができる凶暴に突き出た岩々の迫力は圧巻。

山頂では簡易バーナーでお湯を温めて味噌汁とカップラーメンとコーヒーを作った。(ずっと夢だった)

動画も是非。


(瑞牆山山頂、その景色とお湯を沸かすモトヤマ)


このあと山頂で少し昼寝をし、一時間半ほどかけて山を下り、昼過ぎには駐車場へ到着。


帰りは増富温泉へ。

IMGP7371_convert_20101003215512.jpg
(増富温泉。入浴700円。)

この温泉には瑞牆山で見かけた人がたくさんいた。

どうやら瑞牆山登頂~増富温泉への流れは鉄板らしい。


ちなみにこの増富温泉の駐車場で野生のリスを見たことも忘れてはならない。

とにかく野生であれば、リスであろうと興奮度は8000%である。

残念ながらそのリスはシャッターに収めることができなかったが。


こんな感じで瑞牆山奉行は終了。

歩行時間としては谷川岳(ロープウェイを使わずに登った場合)よりも少ないが、その登山道の険しさ、都内からでも日帰りで行ける立地、漢字の難しさ、そして野生のヤツらのことを考えると、瑞牆山は今までで最高の山だったと言っていいだろう。


とにかく、このブログの全てを賭けてオススメしたい山であることは確かだ。



来週は二度目の筑波山登山に行ってきます。

冬も近いので今年の山登り奉行もラストスパート。



おわり
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://henachoko0913.blog3.fc2.com/tb.php/41-9555f40a

 | HOME | 

プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳


現在は東京にて営業を。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR