おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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風呂論 

2010.09.28

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(「のぼり湯」東小金井駅近く)


だいぶ涼しくなってきて、温泉、銭湯の需要が高まってきているザックジャパン。


僕は、一応は国家資格である総合旅行業務取扱管理者という資格を持っているんだけど、その試験問題の分野の1つに「国内地理」というものがある。

その内容はと言えば、それはそれはひたすらに日本の温泉の名称や場所を問うものである。


試験直前、図書館にこもって馬鹿のひとつ覚えみたいに温泉地を暗記したあの時期は、「温泉なんてクソ喰らえ」「温泉なんて一昨日来やがれ」と思っていたが、旅行業を営む上での許可証として国が認めている資格試験でこれだけ温泉に関する知識を集中的に問うわけだから、風呂文化というのは日本最大の観光要素と言っていいのかもしれない。


そんなわけで(?)最近は尋常ではない頻度で温泉や銭湯に行っている。

日曜午前中のサッカーの後にも、神田の「江戸遊」(都内で日曜の午前中から営業している数少ない銭湯。おすすめ。是非。)に行くことを習慣にしようと目論んでいる。

江戸遊HP→http://www.edoyu.com/kanda/index.html


ただ、実のところ僕は極端にのぼせやすい体質で、1分くらいお湯に浸かっただけで「そろそろ出ようぜ」と言いだすウザイ感じであることはここで断わっておきたい。

僕は温泉や銭湯の雰囲気とか、湯上がり後の生産性のないグダグダタイムが好きなだけなのであり、この風呂論では、風呂が体に与える影響、みたいな風呂の効用の話は一切書きません。

というかそーゆうもんにはあんまり興味がありません。



さて。

侮るべからず、考えてみると、風呂というのは人の生活、娯楽の様々なシーンでその存在感を発揮している。


例えば、朝起きて夜寝るまでの一日の中で最後にすること、つまり一日の締めくくりには風呂に入っている人が多いだろう。

母ちゃんに「風呂入った?」と聞かれたことがない人はまずいないのではないだろうか。

人は無意識のうちに、風呂に入ることで一日が締まると思っているわけだ。


また、緑の多い土地に出向けば、自然と温泉が連想される。

そして、気づけば「帰りは温泉にでも寄っていこうよ」なーんて言っているもんである。


また、結婚生活30年、冷めきった夫婦仲を修復しようと夫が妻に提案することと言えば、「温泉にでも行くか」であろう。


さらに、「最もビールをうまいと感じるシーンは?」というアンケートでは、「風呂上がり」という回答がダントツだそうだ。


このように、僕らを取り巻く世界は風呂の風呂による風呂のための政治であり、僕らは風呂を中心としてその周りで風呂の思いのままに踊らされているイノシシのようなものなのかもしれない。


風呂の存在自体が、それに付随する様々な魅力を誘発しているわけだ。


とにかく、風呂は偉大である。


ああ風呂。



よく考えれば、温泉や銭湯のような入浴施設ほど無駄なものはないような気もする。

よっぽど切り詰めた家賃の家でない限り、風呂場は自宅にあるのだから。


それでも温泉や銭湯の文化が無くならず、むしろ日本の観光的魅力の中枢を担っていることを考えると、やはりお湯云々ではなく施設としての魅力があるのだろう。



そんな風呂文化であるが、最近は銭湯の数が減ってきているらしい。

こんな素晴らしい文化を無くさないためにも、僕はこれからも銭湯に通い詰める所存である。



おわり
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コメント

 

あんまり日常の中で銭湯に行く機会はないですね~、自分。でも、

家で温泉が湧いても、やっぱり自分は温泉に行くと思います。
家にホームシアターセットがあっても、きっと映画館に行くように。

“非日常”を感じられる空間である

それが施設として温泉や映画館が持つ魅力なんだと思います。

>おおくぼ 

おおくぼのコメントで思い出したけど、前のブログで映画館は空間勝負の娯楽施設だみたいなこと書いてたわ。

つか焼肉。

 

元気か?
風呂はいいよな。日本帰ったら真っ先に温泉行きたいわ~。
つんつんと飲むビールを楽しみにしています。

>たくと 

久しぶりじゃん。
飲みたいなまじで。

いつ帰ってくんだっけ?

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おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳


現在は東京にて営業を。

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