おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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東京→仙台 チャリ奉行 

2010.09.21

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(福島県勿来駅近く海岸より)


昨晩新幹線をぶちかまして東京に帰還し、チャリ旅第5弾東京~仙台が終了しました。

今回はサッカー仲間2人との敢行。

うち1人は浅草で自転車にぶつかってギアが壊れて出発が一日遅れるという胡散臭いアクシデントがあったけど、最終的には3人揃って仙台で祝杯をあげました。

3人とも、とりあえず口だけ野郎にならずに済みました。

走行距離は約360キロと京都んときよりは随分短かったけど、いかんせん2日間で着きたいという時間的なプレッシャーのせいで飛ばしまくっていたため、僕の足腰はしょーもないことになりました。

たまに仕事のことが頭にチラつくあたりも全くしょーもない。

京都んときは余計な考えは一切なくアホみたいにこげたのに。


さて。

金曜日の仕事後21時半に遅刻してた1人(以下 モトヤマ)を置き去りにして上野を出発。

無事に一緒に出発したヒゲゴリラと6号線を一時間ほど走行し、柏に到着。

とりあえずモトヤマを待たなければならないということもあったので、柏のカプセルホテルで宿を取ることに。

近くのガストでビールを飲んでいると、モトヤマから電話があり、追いつこうと出発して間もない浅草で自転車と衝突してギアが壊れたとのこと。

とりあえず浅草で宿をとって、次の日の朝一でチャリを直してもらうことにしたモトヤマ。

ヒゲゴリラは「我関せず」といった顔つきでウホウホ言っているだけだった。


翌朝6時、モトヤマの順調な追走を信じ、ヒゲゴリラと柏を出発。

快調に飛ばし、11時頃に日立を走行中、モトヤマから着信が。

「もうすぐ日立だよ!追いついちゃうよ!」的な連絡かと思いきや、自転車屋でギアの修理に一週間かかると告げられたため、今回の旅は見送るよ・・・という慰めようのない残酷な内容であった。

今回、1人で仙台を目指そうとしていた僕を引きとめて「3人で行こう。」と言い出したのはモトヤマであった。

ヒマさえあれば地図を見てイメトレを欠かさず、二言目には「国道6号ってさ・・・」と言っていたのもモトヤマ。

そんな彼が浅草で旅を中断せざるを得ないというのは、僕としても非常に辛いことであった。


気の利いた言葉も見つからなかったので、とりあえず「そりゃしゃーないな。ヒゲゴリラには伝えとくわ。」とだけ告げ、電話を切り、走行再開。


ヒゲゴリラと2人きりでの旅になってしまったが、モトヤマの分までこいでやろうということで、飛ばしまくって16時には福島県いわき市勿来の民宿に到着。

洗濯機を無理やり借りて洗濯を済ませ、近くに一軒だけあった居酒屋で夕食。

モトヤマの存在を忘れかけながらビールを飲んでいると、再度着信が。


なんと、チャリ屋を何軒か回った結果、最後に行ったところですぐにチャリを直してもらえたとのこと。(午後19時近く)

「今から追いかけるか否か」を悩んでいるモトヤマに対し、無理かなーとは思いながら追いかけるよう説得した僕。

ヒゲゴリラはただウホウホ言いながら刺身を食っていた。


こうしてモトヤマの丸一日遅れの追走が始まったのである。


翌朝6時、僕とヒゲゴリラは民宿の女将が作ってくれたオニギリと漬物を持って勿来を出発。

女将は「朝5時に出る」と告げていた僕らのために5時に間に合うように起きておにぎりを用意してくれていたのである。

なのに僕らは寝坊して6時に女将に起こされる始末。


この日中に仙台(勿来からは180キロ程度)に着いてモトヤマを待つという目標を設定していたため、余談を許さぬ状況。

ゴリラだけに僕とは比にならないほどの脚力とメンタルを有するヒゲゴリラは、初めてのチャリ旅であるにも関わらず僕より遥か先を走行していたため、僕は離れすぎないように必死にこいだ。

背中にのしかかるバックパックは、ゾウの糞が詰まってるんじゃないかというくらい生温かく、ズッシリと重い。

そのバックパックの重さを一身に背負っていたのがサドルに食い込むケツであるが、あのケツの痛さこそがチャリ芸人の勲章であることは言うまでもない。


そんな下らないことを考えながら走り続け、昼過ぎに相馬の道の駅に到着。

美味しいと有名な「ほっき飯」が全然美味しそうじゃなかったので普通に蕎麦とカレーを食って休憩し、モトヤマに電話をしてみると、寝坊したため、まだ水戸を過ぎたあたりとのこと。

僕が何を言っても、モトヤマは「成るようになる」としか言えないおかしな精神状況であった。


やる気があるのかないのかよく分からないモトヤマの電話を切り、「アイツたぶん追いつかねーわ」とヒゲゴリラに告げ、仙台まで残り60キロを切った国道6号へ戻った。

そして夕方17時、ついに仙台市の温泉宿に到着。

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(仙台市「熊野堂温泉」)


実質丸2日間で東京~仙台を制覇した僕とヒゲゴリラはとりあえず温泉に入り、近くの居酒屋へ。

そこで酔っ払っていると、同じく酔っ払っているモトヤマから着信が。

モトヤマは仙台から140キロ程離れたいわき市北部に宿をとっており、居酒屋で1人で酔っ払っていた。

面倒くさかったので、「とりあえず明日の昼までには仙台に着いてくれ」と条件を提示して電話を切り、この日は21時すぎに寝た。

モトヤマは完全にランナーズハイの状態で、最後まで「成るようになる」という言葉を何度も繰り返すだけだった。 
酔っ払いめ。


翌朝すぐに仙台駅に向かい、新幹線のチケットを購入。

モトヤマの到着までやることがなかったので、なぜか美容室に行って髪を切ることにした僕とヒゲゴリラ。


東京からわざわざチャリで来たのになぜか髪を切っているというツッコミ所満載の話をしてもやたらと反応が薄い美容室のおばちゃん。

仕方なく「牛タンの美味しい店はありますか」という鉄板すぎるであろう話のきっかけをぶちかましてカットを終え、若干失敗しているように見える髪型をよそに牛タンの有名な『利久』へ。

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(極定食 『利休』本店)

そのあとは公園で昼寝したり、新幹線に載せるためにあらかじめチャリを分解したりしてモトヤマの到着を待った。


そして15時半を回る頃。

ついにモトヤマが仙台に到着。

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(仙台に着いたモトヤマ)

成るようになったモトヤマ。


今すぐにでも帰りたかった僕とヒゲゴリラだったが、それではモトヤマがあまりにも不憫だったため、この日2食目の牛タン屋へ。

そこでついに3人揃って祝杯をあげたわけである。


そして時間も時間だったので、チャリを輪行してすぐに新幹線に乗車。

モトヤマの仙台滞在時間は約2時間。

仙台までの走行時間は約20時間。

そんなもんである。



こうして僕らの東京~仙台チャリ奉行は終了。

ゴリラばりの脚力でずっと僕の前を走り、僕を鼓舞し続け、世界中の動物たちに勇気と感動を与えたヒゲゴリラ。

たった1人で360キロを走り切り、最終的には仙台での合流を果たし、世界中の子供たちに勇気と感動を与えたモトヤマの2人に拍手を送ってほしい。


こいでるときはやっぱりキツいだけ。帰りたいだけ。途中で止めちまいたいと思うだけ。

だけど、目的地に着いたときに温泉が体に染みる感じとか、ビールのぶっ飛んだ旨さとか、ケツが痛すぎて理不尽に目の前のヒゲゴリラにキレる感じとかは、チャリをこぎ続けたものにしか味わえないものなのである。

特にサラリーマンである僕らにとって、こーゆう旅は学生のそれとは比にならないほど非日常的感覚を与えてくれるもので。

これだからチャリ旅はやめられねーわけだ。



というわけでしばらくチャリはお休みします。

疲れた。

次回は来年になりそう。



おわり
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コメント

こんにちは♪ 

お久しぶりです(^_^)
東京~仙台チャリ奉行面白かったです。
象フンのくだりに爆笑www
成るようになったモトヤマ君の表情がなんかおかしくて笑っちゃいました(^_^;)w
牛タンもうまそうです=3
が、痔だけにはならないようにお気をつけて(^=^;)

おつかれ 

おつかれさまでした。
欲を言えば、前回の日記であれだけふれた、
アイフォーーーーンについてのエピソードもほしかったですな。

 

めーーーっちゃ笑いました!!
ヒゲゴリラってあだ名ヒドイww笑
でモトヤマさん目線の日記も見たいww笑

仕事終わりに行くってすごーい(゜∀゜)
次のチャリ旅日記も楽しみにしてます!!

おっちぇさんへ 

あざす!
くだらないブログですが今後もよろしくお願いします笑

ケツはだいぶ良くなりました笑

福島県の勿来の(なこそ)の猫めっちゃかわいかったっすよ。

> お久しぶりです(^_^)
> 東京~仙台チャリ奉行面白かったです。
> 象フンのくだりに爆笑www
> 成るようになったモトヤマ君の表情がなんかおかしくて笑っちゃいました(^_^;)w
> 牛タンもうまそうです=3
> が、痔だけにはならないようにお気をつけて(^=^;)

Re: ざいつ君 

さすが財津さん。
着眼点が違うね。

アイフォーーーーーン慣れてきたからさ。

> おつかれさまでした。
> 欲を言えば、前回の日記であれだけふれた、
> アイフォーーーーンについてのエピソードもほしかったですな。

Re: エルマーさん 

次回も是非笑

モトヤマには日記書かせます!

> めーーーっちゃ笑いました!!
> ヒゲゴリラってあだ名ヒドイww笑
> でモトヤマさん目線の日記も見たいww笑
>
> 仕事終わりに行くってすごーい(゜∀゜)
> 次のチャリ旅日記も楽しみにしてます!!

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おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳


現在は東京にて営業を。

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