おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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モトヤマと双六 

2014.05.11


(花見平より。)



連休は双六まで。


久しぶりに厳しい山行だったので書く。


今回のパートナーは当ブログの常連モトヤマ。


当然の全身モンベル。


分かってるねぇ。



昼行のバスでGWの渋滞にハマって大幅に遅れながらも何とか暗くなる前に新穂高着。



とりあえずヘッドランプでわさび平まで。



翌日以降のスケジュール確認とモトヤマの可愛い彼女の話題で軽く前夜祭。





(可愛い彼女がいるモトヤマ。)






翌朝5時起床。



わさび平には山スキーヤーと思われるテントが数張。



皆ほぼ同時刻に出発。


気を付けて行きましょう。





(小池新道登山口より)






この段階から沢沿いの道は所々が雪で塞がれていて、その上を慎重に歩く。



足を滑らしたらマイナス100度くらいありそうな沢で熱湯コマーシャル間違いなし。








物凄いデブリ。




もはや雪で中継地点が判別できないけれど、鏡平へ登り切る手前で道を大きく右に逸れるまでは、歩きにくいデブリ地獄をひたすら進む。









もはや帰りたそうなモトヤマ。











こんな感じで全然近づいてくる気がしない大ノマ乗越を臨みながら。




でも、この上ない晴天。










なんだかんだ余裕のあるモトヤマ。



後ろに見えるのは焼岳と乗鞍。









鏡平に向かって右に逸れる。











間の谷には、スキーと思われるステラリッジが2張。











もう一息で稜線に出る。










鏡平着。


槍と穂高が一望できます。


最高の天気で最高の眺めです。


ここにもステラリッジが1張。


雪山には黄色いテントだと、大体相場は決まっている。









槍を眺めて全行程が終わった感を出すモトヤマ。





あまりにも素晴らしい展望なのでもう一枚。





中央下に見える赤茶色が、雪に埋れている鏡平山荘。




少し休憩して、弓折岳を目指す。



冬期はルートも不明瞭なので回り込む必要はなく、ここからほぼ直登。


ここはキツい登り。








まだまだ余裕があるようで安心しました。




そして。




(弓折岳山頂より)



後ろには大ノマ乗越が続く。


あっちの雪庇は結構ヤバいらしい。






ここまで来ればあとは稜線歩き。










双六小屋到着まで時間的にはかなり余裕があったので、ゆっくり休憩を取りながら雪の稜線歩きを満喫したいモトヤマ。










ピッケルワークが様になるモトヤマ。











30分ほど行けば、左に双六、奥に鷲羽岳を並べた双六小屋が小さく見える。












さらに行くと双六岳と横並びになる。
あまりにもちっぽけなモトヤマ。






そして小屋も目前、モトヤマが「クマみたいなヤツがいるー!!」と叫ぶので前方を見ると、西鎌尾根のほうから小屋に向かってスタスタと歩くクマが。









写真小さすぎるけど、拡大したら分かるかも。





小屋の裏に辿り着いたクマは一旦見えなくなり、数十秒後にこちらに向かって歩いてきた。



しかし、僕とモトヤマの「こっちに来るー!!」の叫び声にピタッと立ち止まり、踵を返して西鎌尾根に戻っていった。



もはや西クマ尾根。




実は山でクマに会ったのは初めて。



動物園と宝川温泉でしか見たことなかったのに。



遠くに見つけたら、とにかく叫び通すことですね。




安全が確認できたので、そのまま進む。




そして14時未明、ようやく双六小屋のテント場に到着。




とにかく長かった。



でも、鏡平までのデブリ地獄で心が折れなければ大丈夫。



弓折~双六の真っ白で緩やかなアップダウンは絶対歩いたほうが良いです。




でもクマに注意。



あるクマ通によると、この時期に出るクマは冬眠明けで腹が減ってるから尚更ヤバいらしい。











新しくなった冬期避難小屋。



スキーの人が何人か入ってました。






ビールを開ける前に、冬期は水場がないので、まずは雪でひたすら水作り。









ジェットボイルSOLで100Gのガス缶ひとつあたり5Lくらいは作れます。






夕刻、双六岳はこんな感じ。









なめらかすぎ。



所々に滑走の跡が確認できます。




明日は大荒れらしい。


三俣蓮華までは行く予定。


無理じゃね?






翌朝は3時起床。



案の上、吹雪いてた。



モトヤマも鏡平で槍を見た時点で満足気だったし、この日は夜まで荒れるという予報だったので、大事をとって下山を決意。




スキーヤーの無事を祈り、それと僕らの復路の安全を祈り、4時、双六を出発。





(双六側から見た弓折岳)




写真では分からないけれど、物凄い風雪です。



どうかクマだけは勘弁。



昨日とは打って変わって厳しい稜線歩き。



他、下りの写真は冒頭の萎え萎えのモトヤマのみです。



1時間程でピークに出るも、雪で視界がなく、そこが弓折岳山頂であることに気付くまでに時間がかかった。



あのまま大ノマ乗越に入り込んでたらヤバかったかも。



冬期、ここはホントに分かりづらいので要注意。





ここから鏡平を下に確認できれば、ルートは分かりやすい。



あとはひたすらケツで滑る。



鏡平まで降りれば、雪は雨になる。




逆にここからはベチャベチャでほとんど滑れない残念な雪歩き。



そしてデブリ地獄をひたすら下る。




8時半頃、わさび平に到着。



ここでアイゼンとピッケルを仕舞います。



雨ひどい。温泉入りたい。クマ怖い。



わさび平ではテント張ってはみたけど天候みて諦めて引き返してるっぽい人が何人かいました。




最後はダラダラ歩いて10時頃、新穂高ロープウェイに帰還。



温泉入って鏡みたら顔が真っ赤でパンパンなゴリラ。




風呂あがり、休憩所のテレビでニュースを見てたら、穂高と涸沢で数人が滑落したとのことで、その場にいた皆が凍りつきました。



朝一で引き返して良かった。


ビビりで良かった。





というわけで久しぶりのモトヤマとの山行は無事に終了しました。




毎度のことだけど、雪山はしばらくいいです。顔痛いし。サッカーしたいし。






(新穂高より)






おわり
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コメント

 

前から気になってたけどモトヤマって人カッコ良くない?

Re: タイトルなし 

まぁなんでもいいけど、大久保入ったな!代表。

> 前から気になってたけどモトヤマって人カッコ良くない?

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おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳


現在は東京にて営業を。

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