おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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北陸おわり 

2012.02.29

東京に帰還。


久々の東京はどこか素っ気なくて…なんてことを書くわけはなく、やはり生まれ育った土地である。

北陸の方から、人が多すぎて何がなんだか…と言われ続けた新宿が、恐ろしいほどに落ち着く。

北陸の方から、「シティーボーイだね」と言われ続け、その言葉が持つどこか根性の無さそうなイメージが嫌で否定していた二ヶ月間であったが、こんなゴミゴミしたところでホッと一息ついている僕は骨の髄までシティーボーイである可能性が…。

あれだけ山が好きだ田舎が好きだと言っておきながら、安息の地はやはりビル群なのか。


だがしかし、普段の生活拠点が都会だからこそ、週末にアウトドアに勤しむことが僕にとっての非日常になるわけで、山へ繰り出すモチベーションを生んでくれるのは他でもなく東京なのである。という考え方もある。



ということで帰ってきたわけだが、東京での次のステップに進む前に北陸で学んだことを書き留めておきたく。


あまり赤裸々には書けないが、僕が北陸でやらせて頂いたのは、いわゆる流通の業務。

読んで字の如く、モノやサービスが店頭や人に届くまでの流れを通すわけだが、営業しかしてこなかった僕にとって、流通業はこんなブログでは1%も表現できないほど奥深く広い。


これはあくまで一例であるが、とあるメーカーが、企画、製造したモノをダンボールに詰め、コンテナに積み、船で運び、港に着いたコンテナをトラックに載せて倉庫に運び、コンテナの中身を倉庫に下ろし、検品、品質管理をし、問題が無ければ保管をし、出荷指示に従ってピッキングをし、ダンボールに詰め、トラックに積み、ようやく末端に届く。


言うまでもなく、そのそれぞれの行程には数えきれないほどの人が介在している。

当たり前のことを書いているようだけど、その介在する人数や手間暇やコストは、少し想像するくらいじゃ分かりっこなく、全ての業務に携わらない限り、いつまでもたっても想像を絶するもんである。

僕ももちろん全ての業務に携わったわけではないが、比較的その流れを俯瞰できる場所にいたことで、少しは分かった気になりたい。

というか行かせてもらってたからには少しは分かってなければならぬ。


なにも流通に限った話ではなく、会社はその事業規模が拡大すればするほど、分業を余儀なくされる。

要するに役割分担をしなければ会社が展開する事業の全てを回すことは不可能。


例えば、経理があって人事があって営業があって企画があって…と。

分業が当たり前の世の中、みんながみんな全業務をこなすのはもちろん無理で、役割分担をして効率化を図るわけだが、そうすると、細分化された自分の所属する場所を中心にして会社が機能しているかのような錯覚に陥ることがある。

ずっと営業をしていた僕の場合、営業が中心にあって、その他部署がそれを取り巻くように存在しているかのような錯覚。

というか、そういう態度。

他部署をリスペクトしていない感じ。

営業で言えば、誰が仕事を取ってきてると思ってるんだ、というような。


どんな役割であろうと、これはサラリーマンならば誰もが一度は経験があると思う。

する側としても、される側としても。


もちろん会社は意思のある人間が集まっているわけだから誰もがまず自分を中心に据えて、関係部署や取引先やお客さんはココではない周りに存在するものとして関わっていくのは当然だけど、自分の仕事が成り立つのは想像を絶する数の人たちの存在があるからであり、分業をする以上、あちらを立てればこちらが…ということは起こり得ることであり、相手には相手を中心に回っている世界があり、相手にとったら自分がその相手の周りの一人に過ぎない。

それも、自分が想像している以上に。


というか夢中で仕事をしていると、想像することすらできないこともある。

そうやって会社の一体感は脆く崩れ去る。

いつの間にか、他部署が他社のようになり、自分の部署だけがその会社の全てになる。

同じ会社ならば、大雑把に言った目的はどの部署も同じはずなのに。


と、自分がそんな一大事の発端とならぬよう、常に想像以上の人たちの関わりによって自分の仕事が成り立っていて、だからこそ想像しまくることを忘れたらいけないってことと、僕は「間違えないように」仕事をするのが苦手だってことを再確認できた北陸生活。



雪道の車通勤も、無事故で終わって良かった。

正直何度もビビった。


そして、あー寒かった。

そして、なんで東京も雪やねん。

帰れども帰れども雪。



これからは東京で頑張ります。


仕事以外の北陸話は後日書けたら書く。


とりあえず悠くん、世話になりました。




おわり
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コメント

 

北陸がつまんなくなるわ。大笑行くしかねーわ。
こちらこそお世話になりました。

Re: タイトルなし 

また行くよ。必ず。
ふくちゃん行けてないし。

> 北陸がつまんなくなるわ。大笑行くしかねーわ。
> こちらこそお世話になりました。

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おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳


現在は東京にて営業を。

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