おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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北アルプスは燕から 

2011.10.11

この連休は、前回の連休に引き続き北アルプス奉行。


アルプスで最高の展望との説もある燕岳(つばくろだけ)へ。 写真も豊富なので是非PCでご覧あれ。


今回は時間もあったので、前日に燕岳登山口でテント泊後、翌朝から登り、山頂で再度テント泊、翌朝に下るというラグジュアリーな、というか山の山による山のための政治なプラン。


誰からともなく金曜日の夜から集まった僕らは、東京から約4時間の長旅をミスチルとKREVAの新しいアルバム『GO』で無事に終え、テント設営へ。

既に標高は1500Mだったのだけれど、尋常じゃない星空を眺めながらテントで飲む酒は、いくら男だけだとは言ってもやはり楽しい。 なんとでも言ってくれ。


翌朝は8時に起きて登山開始。

燕岳はマイカーで登山口まで行ける山の中で爆発的な人気を誇っているため、登山口に多数存在する駐車場は嵐のライブくらい確保が難しい。

僕らも深夜2時から入ったにも関わらず、最も歩行距離の長い第3駐車場の奥しか取れず。


そこから歩くこと15分、ようやく山道へ。


燕岳は、最初の30分がキツい。

結構な急登で、道も狭いため休憩が取りづらい。

一気に息が上がり、汗だらけになったところで第一ベンチへ。


そこを抜ければ、残りの3時間はテンションで行ける。たぶん。


約2000M地点で、やたらと唇の黒いサルに遭遇。

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あまりにも僕に似ていたため、30分ほど足止めを食らった。


そこから約一時間を一気に登り、午後14時前、燕岳山頂の稜線にある燕岳山荘に到着。


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(燕山荘付近の山肌)



一泊以上の登山の場合、宿泊場所の確保と日没前のテント設営が何よりも優先される。


というわけで、疲れ切った足腰で、平らでかつ風を遮られ、できれば朝日を望める東側を探し、最適な場所を発見。

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(今回の寝床)



あまりの疲れに、まずは30分ほど昼寝をし、夕日が沈みかけた頃、稜線沿いにある燕岳山頂へ出発。

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(ライチョウ)

テントから出ると、日本に僅か3000羽しかいない特別天然記念物であり、その多くがアルプスに生息するというライチョウに遭遇。

高島平団地のハトじゃないよ。



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なだらかな縦走路を行き、振り返ればこの眺望。

ちなみに右端に見える尖がってるのがかの有名な槍ヶ岳。 ヤバそうでしょ。 カタチ。




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(燕岳山頂より。)


見よ、この素晴らしい稜線を。 あー生きてて良かった。



前回の連休に行った立山の展望もなかなかだったけれど、燕も良い。


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(立山山頂より)



日も暮れかかっていたのですぐにテントへ戻り、夕食作りへ。

昼食を作ったまま置いておいたガスバーナーはガスの噴出口が凍りついており、なかなか火がつかないほど。


この季節、この標高でのテント泊は、クロノスドーム(僕のテント)ではキツいかも。

テント内で凍えながら焼酎のお湯割とウノに夢中になり、温まってきたところで就寝。


寝袋に入って数分後、気づけばテント内部にまで霜ができている。

かなり厳しい戦いだったが、翌朝の朝日を楽しみに、暖かさの確保に試行錯誤しながら寝たり起きたりを繰り返し、何とかトータル3時間ほどの睡眠を勝ち取った。

寝るのにこんなに必死になることがかつてあったか。



翌朝4時、あまりの寒さに完全に目が冴える。

テントはほぼ凍っていた。

なんとかジッパーを開け、外を見ると、信じられないほど冷たい空気と、信じられないほどの星空が。


写真は撮れなかったけれど、1人でも多くの人にあの光景を見せたいと、心から思う。


とりあえず隣のテントで同じく半端な睡眠に苦しんでいたモトヤマを起こし、震えながらお湯を沸かしてコーヒーを淹れた。


一口一口が体に沁みすぎて、本当に美味しいコーヒーを知っているのは僕だと、そんな大いなる勘違いを生む。

世の中に、ただ生きるためにコーヒーを飲んだことがある人がどれだけいるかは知らないが、たぶんこーゆうことなのだろうと思う。



そうこうしているうちに東の空がうっすらと。

急いで山荘前の朝日観賞スポットへ。



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(燕山荘より)


日が登ってきたことで、寒さでカチコチに固まっていた身体と山の表面が溶けだしていくあの感じ。

あれは山で朝日を拝まなければ味わえない感覚のような気がする。




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(朝日に照らされた燕山荘と燕岳)


少しだけ山荘で暖をとり、暖まってきたところでテントを撤収、7時には下山開始。

ちなみに燕山荘の落書き帳にへなちょこブログの燕岳限定記事を勝手に書いたのでもし行くことがあったら探してみてください。 はい、そこの人、面倒くさがらずに。



下山は足取りも軽く、何ら問題なく昼前に駐車場へ到着。

その足でいつも通り温泉にダイブ。 嬉しくて嬉しくて言葉にできない。



今年のテント泊はこれが最後かも。


春が来るまでは、日帰り登山に徹します。とりあえず。

アウトドアに興味のある方は是非声をかけてください。


来週は水上でカヤック。楽しみね。



おわり
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おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳


現在は東京にて営業を。

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