おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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子供の根回し 

2016.10.23





僕の家の近所には子供が多く、とても昭和な雰囲気が漂っている。



学校が休みともなれば、彼らはその持て余した時間とエネルギーを使って、僕の家のウッドデッキでダンスの練習やお絵描きやシャボン玉に勤しむ。



それも、ご丁寧に靴を脱いで。



もともとは、海や山から帰ってきたときに道具を乾かす場所として作ったデッキだけれど、濡れたものを置くなど以ての外、僕はもはや土足禁止を宣告されている。




まぁこないだシャボン玉の原液を盛大にこぼしてたのを見逃さなかったけどね。バレてないとでも思ったか。



が、近所のオジさん風情が親の面して諭してもしょうがないので、常日頃から好きにしてくれと言っている。



そして思うに、最近の?キッズ達は頭が良い。


無論、学力の話ではなく。


他人の家の庭で遊べば、僕というよりもそれぞれの親にこっぴどく叱られることをよく理解している。



そのため、僕に確認を取るのはもちろん、なるべく親のいるところに僕を同席させようとする。



僕がOKを出したことを親に自分で伝えても、「あらホント?よっしゃ好きに使っちまえ!終いには火つけたれ!」とはならないことをよく分かっているからだ。



そしてあくまでもウッドデッキの使用権は僕にある。



親ほど重要ではないにしろ、彼らのお気に入りの遊び場を存続させることにおいて、僕がキーマンであることは間違いない。



だから彼らは、僕にしつこく「かまって攻撃」をすることもない。



僕に嫌われてNGを食らったら元も子もないからね。



それとなく様子を伺い、機を見て声を掛け、確認を取ってくる。



ねえここでお絵描きしてもいい?と。


そんな無垢すぎる依頼を断れるほど僕は教育熱心ではないので、思わず気を許す。



そして僕が油断していると見るや、「土足禁止にするね!」と別の稟議もぶつけてくる。



どうしても通したい案件について、上司に確認を取る部下さながらだ。



親の監視網に常に晒されながら、大したもんである。



裁量が少ない子供だからこそ、絶望的なまでの管理下に身を置くからこそ、事を上手く運ぶための根回しやタイミングがいかに重要であるかを、身に沁みて分かっている。



そしてその方法も、心得ている。



少子化って何。



この国の未来は明るい。




おわり

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針ノ木岳・蓮華岳(モトヤマ帰国) 

2016.10.01



(針ノ木岳から蓮華岳を臨むモトヤマ)






モトヤツ(八ヶ岳)とかモトヤリ(槍ヶ岳)とか言われても何の記事か分かりづらいと思うので、普通のタイトルにしました。


というかもはや思い付かなくなってきた故。




何はともあれ、僕の唯一の登山パートナーであるモトヤマが急きょ帰国しました。



何処で何してたのかはまぁいいとして、早速2人で山に行ってきたのでその記録を。




今年、僕らも三十路を迎えたので、というかモトヤマがブランクブランクうるさいので(だから何処で何してたんだよ!)、北アルプスでは比較的コースタイムの短い針ノ木峠にテントを張りに。




深夜発、中央道でモトヤマとミスチルを聴くのは、初めてアルプスに行ってから7年経った今も変わりません。


かのミスチルは少し言葉が多くなってきた気がして複雑だけれど。


僕らも三十路で理屈っぽくなってきてるので、どうしようもなく順応するのだけれど。


抱きしめたい みたいな曲はもう出ないでしょう。











6時前、扇沢で登山届に「無職」と書くモトヤマ。


だから一体どこで何を…。











しばらく樹林帯を行く。













すぐに暑くなって白馬Tを露わにするモトヤマ。


相変わらず天気には恵まれる私たち。













7時には大沢小屋着。


登山口で山岳警備隊の人に「大沢で道の状況聞いて」と言われたが、誰もいない。


雪の気配がないので、アイゼンデポするか迷うモトヤマ。













針ノ木雪渓は水場が豊富である。


我慢できずにチューブからでなく給水口から飲んじゃうモトヤマ。


使い方違うで。












これから登る大雪渓をバックに。

雪まったく無いけど。












登山道目印の鯉のぼりを振り回すモトヤマ。


元に戻せよ。











雪解けの沢を何度も渡ります。











大雨続きで道はガレガレのザレザレのウハウハです。














なかなかの急勾配で、左足がつい内側に傾いていることに気付かないモトヤマ。











右に左に雪渓を巻いて行くモトヤマ。


土の色がたまらん。











実はバテバテで後ろに爺ヶ岳が綺麗に見えていることに気付かないモトヤマ。

ヒゲを剃れヒゲを。











最後の登りを前にドライフルーツを補給するモトヤマ。


雪が溶けていると、このルートは水場の心配はいりません。


小屋の水は有料なので、ここで出来るだけ汲んでいく。


ここからはかなり急だから汲みたくないんだけど。











ペースも落ちて、下からのガスに追いつかれそうなモトヤマ。













それでも針ノ木峠側から見る美しい稜線に映えるモトヤマ。

よく見るとザックに両手が掛かっている。










小屋はすぐそこ。













10時。ついに針ノ木峠を手中に収めたモトヤマ。



疲れてるけど今日は針ノ木のピークにも行くよ。











テントの受付を済ませ、しばしの撮影タイムに協力的なモトヤマ。













テン場からは、ヤリが見えます。

モトヤマの親指の先にヤリの穂先があるのはたまたまです。












登ってきた雪渓を上から見る。

嗚呼、キツそう。












とりあえず昼メシ。

コロナのスリム缶が山には途轍もなく良い。

パンパンにパッキングされたザックにもスッと入る。

雪が無くて冷やせないのは死活問題だったけど。











少し昼寝して針ノ木岳に向け出発。


行きたがらないモトヤマ。












ポケットから手を出せ手を。











少し登ったら振り返ると良いでしょう。

小屋がBESSの家みたいだから。













斜面をトラバースするモトヤマ。












山頂直下はガレガレのガラガラです。












足取りが怪しいモトヤマ。












1時間弱で針ノ木岳山頂。

看板が傾いているので、












修正するモトヤマ。












ガスってたけど、何とか晴れ間から黒部。












もはや早くテントに戻ってビールを飲みたいモトヤマ。












下り、紅葉を愛でるモトヤマ。













15時前にはテント場着。











ビールを開け、夕飯のロコモコを作る。


きっちりモトヤマの分の卵も茹でる私。


何とでも言ってくれ。











素晴らしい出来である。












夕方、天気が上向いてきて、モトヤマ。













夕焼けの船窪岳は泣ける。












僕はツブ貝の缶詰めで飲み直し。







例によって暇なので聞くと、モトヤマはこの一年、オーストラリアに年齢ギリギリのワーホリに行っており、現地レストランのホールの仕事でイタリア人シェフに怒られる日々だったという。


それも、イタリア語で。



アーメン。







20時、満天の星空を眺めて就寝。











明朝5時、蓮華岳で日の出を見るべく出発。


一年振りの僕のイビキでほとんど寝れなかったらしいモトヤマ。


悪い。











日の出前の蓮華岳の登りはとても良い。

真ん中に富士山みえる。











山頂目前でガスり。












蓮華岳山頂。眺望なし。











寒いので下る。











途中でガス晴れる。


南側の眺望は夕方より朝が良い。













BESSも。










7時テント撤収。惜しみつつ下り。













下りも実に急である。













雄大な自然の営みに、どこにいるか分からないモトヤマ。










9時過ぎ、無事に扇沢。


稜線のガスも晴れてるね。







モトヤマはリハビリだと言っていたけど、やっぱり北アルプスはどこにいってもハズレなし。






最後に。

GoProを買ったので、動くモトヤマのサービス。












オーストラリア帰りだから、しばらくは多めに見ましょう。








おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳・奥穂高岳・ジャンダルム


現在は東京にて営業を。

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