おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

コンビニの破滅 

2015.11.07

この国はコンビニを失ってしまった。



コンビニというのは、自由に使えるお金を持ち始める中高生あたりから僕らのオアシスであって、それは決してストレスを感じさせるようなものではなく、黙って寄り添ってくれる、そんな存在であるべきだし、実際にそんな存在であった。




しかし今のコンビニの体たらくはどうだ。




「ポイントカードはお持ちですか?ポイントカードはお持ちですか?ポイントカードはお持ちですか?」



もはや耳にしない日はなく、「安心して下さい。はいてますよ。」よりも流行っている。



言わずもがなコンビニエンスなストアにあって、40円のヤングドーナツを買う僕に向かって「ポイントカードはお持ちですか?」じゃないでしょう。




近くにあって、手軽に、つまり時間をかけずに、ひと通りの商品、サービスを手に入れることができるからコンビニエンスなのであって、いちいちカードを持って、毎回聞かれて、毎回提示して、次回の買い物で少し得できることは決してコンビニエンスではない。



それに、ポイントカードに縛られることによって、わざわざ足を伸ばして特定のコンビニにしか行かなくなるとすれば、それはもっとコンビニエンスではない。



コンビニがまずやるべきことは、ポイントカードによる囲い込み合戦ではなく、カバンに簡単に付けられるマタニティマークならぬ“私はポイントカードは持ってませんマーク”の無料配布だろう。





そしてもう一つが、「画面タッチお願いします。画面タッチお願いします。画面タッチお願いします。タッチしてください。終いにはこっちで押しますよ?(そして本当に押す。)」だ。



毎日ビールを買う僕にとって耳にしない日はなく、もはや夢に出てきそうである。



コンビニとはコンビニエンスなストアだけに、手軽に嗜好品が買えてしまう環境なので、確かにどこかで規制はかけなければならない。



明らかな未成年がタバコを買いに来たらそれは阻止しなければならないでしょう。



しかし、「画面タッチお願いします。」でそれが抑制できているとは到底思えないし、元来行われるべき店員による判断、指摘を放棄することで、店員のモラルが低下しているだけだ。



さらには、画面タッチを強要することで、善良な成人に対する利便性を損なってもいる。




モラルの向上に取り組むにしても、それが利便性を損なうものであってはならない。





昨今のコンビニでは、気のせいか、レジ待ちの行列をよく見かける。



それでは“コンビニ”ではないことに、誰も気づかない。





おわり
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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳


現在は東京にて営業を。

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