おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

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水難事故論 

2015.08.25

今夏の水難事故での死者は30人近く。


熊野でウミガメを丸呑み途中の3メートルのホオジロザメが定置網にかかった(なんだよそれ!)というニュースがあったけど、あんなのはゴシップで、あくまでもほぼ全てが溺死なわけだけど、その具体的な状況は死人に口なしなので分からない。


ほとんどは、「気付いたら見失った。」という連絡が海保に入る。


気付いたら・・・と誰も言うが、子供の遊泳については片時も目を離さないのが当然としても、大人同士は意外と見ていない。


見ていないのだから、気付いたらも何もない。


大人同士でも常に見ていなきゃダメだと言いたいわけじゃない(そんなの楽しめないしね。)し、見ていたところで助かったとも思わないけれど、シュノーケルでの事故が最も多いと聞いて、主な原因はマスククリアとシュノーケルクリアを知らないからじゃないかと想像する。


海が荒れていれば入らず、かつ然るべき装備を身に着けていて、それでも溺れるというのは、パニックに他ならないと。


マスクに水が入って、とりあえずもがく。


もがいて息があがり、呼吸を求めてさらにもがいて今度はシュノーケルに水が入る。


シュノーケルに入った水を飲んでいよいよ本格的なパニックに陥る。


凪で「流された」というのも違和感のある話で、結局はパニックという非常に内的な要因だと。



もちろんそれ以前の問題として、サーフボードもフィンも無しでウネリのある海に入るのは論外。



荒れている海に入る必然性なんて僕たちには何処にもない。


海は、高校三年間練習してきた成果を清宮クンと競い合う場所ではない。


どんなに練習をしたって、僕らの頬にエラがニョキニョキと生えてくることは絶対にないのだから。


それが分かっていて、それでも入りたくなるほど海が綺麗だったりするから厄介なんだけど、海の中は人間にとって果てしなく非日常だということを肝に銘じておかなければならない。



事故は確率論だと僕は思っている。


車も、結局はたくさん運転する人のほうが事故に遭う確率は高い。


毎週海に行く僕は、隔週で海に行く人の2倍気を付けなければならないし、僕がどんなに気を付けたところで、それこそホオジロザメにパクつかれる可能性は永遠に残っている。

全く海に入らない人よりも、その可能性を下げることは不可能だ。



アウトドアをしていると、過酷な環境に身を置くことで生きていることを実感するみたいな美学をよく耳にするけれど、死んでしまったらそれはただただ苦しく悔しく、そしてただの迷惑でしかない。



一見うっとおしく大袈裟な気象予報も警察の遊泳禁止の呼びかけも、皮肉なことに僕らの税金で成り立っている。


最大限活用しなきゃやってらんねえってなもんです。


自分のためにね。




おわり
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ローカルと呼ぶ前に 

2015.08.09

連日の猛暑に嫌気が差しても、総称を多用してはならない。



とかく理屈っぽい人は総称を好んで使うけれど、「政治家というのはね…」と一括りにすることで説明が綺麗にまとまると思ったら大間違いで、具代的な個人の話でない限り、それは机上の空論に過ぎない。



それどころか、総称というのは概してネガティブなイメージを持つ。というか持たされている。


政治家、役人、在日、保険屋さん、姑、等々。


これらの呼称を耳にして、ポジティブなイメージを抱く人はかなり少ないでしょう。




そしてその最たる例がサーフィンで言うところの「ローカル」だと僕は思っている。



一応書くが、週末に大阪市内から伊勢までサーフィンに行く僕は「ビジター」と呼ばれ、伊勢に住んでいる地元のサーファーは伊勢の「ローカル」と呼ばれる。



「ローカル」は、サーフィンのポイントを調べていると必ず出てくる、まさにキングオブ総称だ。



「ローカルが多い。」から始まって、「ローカルが大切にしているポイント。」という説明があったり、しまいには「ローカルとのトラブルも多い。」などと書かれていたりする。


そうして、僕らはローカルと呼ばれる具体的な人物をひとりも知らないまま、そのイメージを敵対する者として作り上げていく。



「あのポイントはローカルがキツい。」とか、他所者である僕等が知った顔で言っちゃっている以上、その溝は永遠に埋まらない。




ローカルなんていう具体的個人は存在し得ない。



いるのは、伊勢にお住まいの鈴木さんであり田中さんであり佐藤さんだ。



総称で心ない発言をすると、双方の確執は大きくなるばかりで。



実際、街中で政治家批判をする人のほとんどは、政治家の知り合いなんて一人もいないんじゃないか。



かっこよく総称を使ったところで、それは聡明でもなんでもなくて、ただのコミュニケーションの放棄だ。




大して知らないローカルを語る前に、隣のアンちゃんに声を掛ける肝っ玉を。


それが難しいんだけども。



海って何故かコワモテの人が多いからね!





おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳



現在は東京にて営業を。

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