おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

なぜ単行本からの文庫化なのか 

2015.04.30

休日にミーハーな友達からヒマ潰しの電話があったので、彼よりも少しだけ忙しいくらいヒマだった僕はすかさず電話をとり、最近のミーハーな情報を仕入れた。



「サラバ!」という小説がとても面白いと。



もちろん彼がこの本を買ったのは、この作品が直木賞を受賞しているからだけど、そーいえば最近本を買ってないなぁ…と思った僕もすぐに近くの本屋で買ってきた。










腐っても文学部卒だからね。





上下巻2冊で4000円弱。


発売からわずか、もちろんハードカバー。




ミーハーではない僕は、本を開く前にまず、このブログ記事の筆を執っている。



小説はなぜ単行本で発売され、後に文庫化されるのか。


そんな疑問を投げかけずにはいられないほど立派なジャケットだったので。



電子書籍が当たり前のこの時代に、どうだ!!と言わんばかりにハードカバーを出し続ける出版社の意図が僕には全く分からない。



ドラゴンボールもスラダンもI’sも、古本屋で一冊100円で売っている。



コミックという途轍もなく読みやすいサイズで。




軽量かつコンパクトを美徳とする日本にあって、高いデカい重い読みづらいの4拍子揃った単行本先行主義は、即刻廃止するべきだ。




著者の強い希望ならまだいい。



自ら描いた物語を納める箱として、形としての物質的な価値をどうしようもなくハードカバーに見出しているのなら。



あくまでも買う買わないを決めるのは僕らだからね。




でももし僕が直木賞受賞作家なら、描き終えた素晴らしい物語を、できるだけ温かいうちにできるだけ多くの人に伝えたいと思う。


そのための媒体は何でもよい。

それを書いたのが僕であることが証明され続けるのであれば。




本当に面白ければ、単行本だって売れると?



そりゃそうだ。読む手段がそれしかないのだから。




単行本先行型である理由を一応ググってみると、まず単行本で実績を作り、売れる見通しが立ってから文庫化するという価格差別的な理由が最も多く挙げられているけれど、それは出版社側の事情でしかない。


終いには「本というのは単行本のことだ。文庫本は本ではない。」という極論も散見されるが。




しかし残念ながら、もはや媒体に価値はない。


価値は、コンテンツにしかない。


そーゆう時代になった。



だからミスチルもCDをやめてUSBでアルバムを出すわけで。



単行本で何とか利益を確保しようと、手に取りたくなるジャケット作りに奔走するよりも、どうやったら違法ダウンロード等の不正を排除しつつ電子書籍を普及させるかを考えるほうが出版業界にとって健全だと思うのだけれど。



僕はこの単行本先行主義を出版業界の二重行政と呼ぶことにした。たった今。



大阪都構想も盛り上がってきたし、橋下さんついでに出版業界の二重行政を是正してくれないもんでしょうか。



まぁブログもこれで終わりなので、サラバ!は読むけどね。


高かったし。





おわり
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ラブソングはとまらへんよ 

2015.04.19

何がとまらないって、ラブソングがとまらないので、最近はいきものがかりばかり聴いている。


「とまらない」 じゃなくて、「とまらないよ」 なところがいいよね。



とにかく、三十路を越えて「ワントゥースリーで恋が始まる!」と言えるのはこの世でキヨエちゃんだけだ。



誰かに好かれるよりも誰にも嫌われないことのほうが遥かに難しいと僕は思うんだけど、いきものがかりのことを嫌いな人がいるとしたら、僕はその人のことが嫌いだ。 少なくとも。


キヨエちゃんが初めて買ったCDがミスチルのCROSS ROADであるところも良い。



僕はまだまだ駆け出しの生き物係だけど、パンチがあるのにクセがないというか、コクがあるのにサッパリしているというか。

いやラーメンの寸評ではなくて。



今やメディアミックスの代表例となった妖怪ウォッチでAKBはニャーKBを確立したけど、いきものがかりにも歌ってほしい。



ようかいがかり的なね。 




おわり

全うな世の中 

2015.04.06


(種子島宇宙センターより)




昔少しだけ紹介したことがあるけど、僕にはパイロットの友達がいる。



参照過去記事→「宇宙を目指す登山家パイロット」




彼は宇宙飛行士を目指している。

本気と書いてマジで。




宇宙飛行士を目指しているパイロットの友達がいる時点で僕の人生はほぼ成功したも同然なんだけど、少し前に彼が「関西に行くよ。フライトで。」というので梅田で飲んだ。



僕はフライトではなくドサ回り帰りに飲み屋街に向かい、彼をどうでもいい居酒屋に招き入れた。



彼の第一声はこうだ。


「明日朝イチのフライトで飛ぶから、今日は19時までしか酒が飲めないんだ。」



嗚呼なんて「っぽい」んだ。


「っぽい」どころか「っ」なんだけど。



僕も朝イチのフライトで飛びたかったけど、思いのほかカキ酢が美味しかったので、やっぱり一人で19時以降も飲んでた。


彼は19時になった途端、クソ不味いノンアルコールビールに切り替えていた。



やはり住んでいる世界が違う。




さらに彼は言う。


「春に結婚式を挙げることになった。同じ会社のCAと。」


僕「春イチのフライトってこと?」


「まぁそうだね。」




GOOD LUCK‼︎とかいうどっかのドラマのような話だが、もともとがアーネストホーストよりもストイックなヤツだったので驚きはない。



どちらかというと、キムタクよりも堤真一の役ね。




就活を共にした数年前、超狭き門といわれるパイロット訓練生の身体検査に向けてアルコールを控えて自己管理を徹底している彼を横目に、ビールを飲みながら当時の僕は思った。



「こいつがパイロットになれなくて、一体誰がなれるんだろう。」と。



そして彼が合格したとき、もう一度僕は思った。



こいつはSASUKEに出れると。



じゃなくて、世の中は意外に全うだと。




評価をし、合否の判断を下す側はいつだって責任重大だ。


時には誤った判断を下してしまうこともあるでしょう。


そして、目も当てられない既得権益や思惑が横行していることもある。


嗚呼なんてくだらない…。



と、ホリエモンばりに斜に構えていた僕に、正しい世の中の片鱗を見せてくれた。



評価されるべき人間が評価される。

評価されて欲しい人間が評価される。


努力は意外と報われるし、朝イチにフライトを控えたパイロットは、ちゃーんと前夜の飲酒を避けている。


隣でバカがバカバカ飲んでいてもね。




おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳・奥穂高岳・ジャンダルム


現在は東京にて営業を。

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