おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

田舎町ロケット 

2015.03.28


(種子島宇宙センター H-Ⅱロケット7号機実機)




宇宙にいちばん近い島で、初めて波乗りしました。


立てたのか立てなかったのか、なんていう誰も興味のない話を書くつもりはなくて、初めての波乗りが種子島だなんて、たぶん僕はこの春サーフィンデビューした世界中の人の中で一番幸せだっただろうと。



ジェリーロペスだって初めての波乗りはワイキキだった。



いいなぁ…。




とにかく、人が少ない。

という贅沢。


ロケットの打ち上げのときはごった返すみたいだけど、これに尽きる。



都会生活に勤しむ人なら誰もが知っている、日ごろ味わうことのできないその贅沢が、泣けるほど身にしみる。



そしてその悲しき矛盾が。



つまりどんな場所であれ、現地の観光協会が「人が少なくて最高だから来てください。」というアピールをすることはない。




人が少ないから集まっておいでと言って、それで人が集まってしまったら、人が少ない贅沢は崩壊するのだから。



だからその贅沢は、僕たちトーシロが足で稼いで粛々と享受するしかない。


タイミングの問題もある。




というわけで良い思いをしてきたけど、僕は沢木耕太郎ではないので、ちゃんと元居た大都市に帰ってきた。



もちろん、東京で机に向かってカリカリお勉強しかしてこなかった僕が、いわゆる田舎で簡単に生計を立てられるとは思わないし、このまま慣れた都会生活を続けることに対する自信もある。



でも僕は気づいてしまった。

結局、所狭しと商業施設が並ぶ大都市に住んでいても、日常的に通うのは実はその中の1~2軒しかないと。


よくよく考えてみれば、数百、数千という店という店をスルーして会社に通い、帰りに寄るのは最寄りの関西スーパーだけだったりする。


果たしてこれが都会に住むメリット、つまり「便利さ」なのかといえば甚だ疑問で、どんな場所に住んでいようが、必ず行動は習慣化されてくるし、そして与えられた時間は皆に平等だから、そうなるのは必然だ。


何も無人島で暮らしたいという話ではないから、スーパーなんて少し車を走らせればどこにでもあるだろうし、もはやセブンイレブンはほぼ全県に出店されている。


仕事のことを除いて、「田舎は不便だ」という見識は矛盾に満ちている。



別にどっちがいいとかそーゆうことではない。


選択があるだけで。



ただ、新宿からも梅田からも、ロケットは飛ばない。 実はね。




おわり
スポンサーサイト

自粛という二次災害 

2015.03.12

昨日で震災から4年ということで、未だに避難生活者が23万人もいて復興は道半ばとか、そもそも2500人以上が未だに行方不明だとか、途方もない数字が議題に上がり、派生して原発の賛否や消費税率引き上げの是非にまで話は及ぶ。




震災のことについて筆をとるのは、こんなチンピラブログでも必要あるのかないのか分からない神経を使うけれど、僕はといえば言いたいことはただ一つで、「元の生活に戻りたい」と思うのであれば、思考停止という名の無意味な自粛、謹慎からまず脱却するべきだと。



4年前、震災直後にこんなことを書いてた。



以下引用。



“こんなときに仕事してる場合じゃない、と言う人も大勢いるし、現に多くの企業が社員に自宅待機を命じている。

実際仕事をしていても、交通機関の混乱でアポイントに時間通りに行けなかったり、そもそも取引先が休業でアポイント自体がなくなったりと、仕事の効率は極めて低い。

いろんな意見があるでしょう。


それでも、出社している取引先も多いし、外部との商談以外でも社内でできることはたくさんある。


要するに言いたいのは、結局誰もが元の生活に戻りたいわけで、そのベクトルは同じなんだから、働ける人からどんどん働いていくしかないってこと。


僕と取引先の両方が「そんなことしてる場合じゃないから」と言って出社しなければ、いつまでも商談は進まない。

どちらかが働きかけない限り、皆が仕事をしていた元の生活はいつまでも戻ってこない。

だから出社できる人間から、少し電車が混んでるかもしれないけど会社に行き、できることを探して仕事をすればいいと僕は思うわけで。

無理をする必要はないけど。


今回は仕事のことを挙げたけど、それは生活の全てに当てはまる。

誰かが率先して元の生活をし始めないと、全体が元に戻ることはないはずだから。

国民の全員がいつまでも「非常事態だ」と言っているならば、その国はいつまでも非常事態でしょう。”



以上引用おわり。

(おちょこブログ 「こんなときに」 2011年3月16日間投稿)





こんなときに不謹慎だといって誰もが飲みに行かなくなれば、居酒屋の復興はあり得ない。



お酒の好きな僕にとっての都合のいい解釈だ、自分のことを棚に上げるな、と?


いやいや、震災の話を前にしたら、僕のことなど最初から棚に上がっている。


被災当事者は、それどころではない。


僕より遥かに影響力のある政治家や評論家のどうでもいい失言を批判している余裕すらないのだから。




自粛こそ、二次災害の代表格であって、最も簡単に防げる人災でもある。





おわり

怒りの矛先 

2015.03.01

理不尽な仕打ちに腹が立ち、あーもう、百倍返しにしたい。



普通に社会的な生活を営んでいれば色んな人がいるから、どうしてもそういう感情を抱くことがある。



でも、それでわざわざ元凶を特定し、同じ土俵に上がって百裂肉球をお見舞いしちゃったら、相手と同類に成り下がるだけだ。




そこで、相田みつを先生は言った。



「身から出たさびと思えば心しずまる」 と。




要するに自分に非があったと、そう認めることで、矛先を相手から自分に向けてしまう。


みんな自分のことが一番かわいいから、自分が標的となれば怒りなんて感情を抱くこともない。



それどころか、模範解答を言えば、自らが悔い改めることで、自分が成長できるチャンスにもなり得る。



怒りというのは実はそういうもので。





というわけで座右の銘っぽくいつも心に仕舞っているんだけど、まぁ僕がそんなに大人になりきれるはずはなく、やっぱりどうしたって腹は立つ。



誰かのせいにしなくちゃいられない。





そこでそんな子供じみた大人のために天野ケータは言った。




「(腹が立つのは)妖怪のせいだ」 と。




いわゆる「行き場の無い怒り」に、一応の場所を与えてやる。



妖怪という実体の無いものを標的に据えて。




妖怪と戦うのは天野ケータ本人ではなく、別の妖怪であるところがミソだ。



そうすることで、あくまでも人間同士の争いを回避する。




第一話でドンヨリーヌに対してホノボーノをあてがうのも、そういうこと。



イライラした感情にイライラした感情をぶつけても、いいことなんてない。



イライラした感情には、ほのぼのした感情を。



そうやって、世の中は少しずつ良くなっていく。



それが妖怪ウォッチの本当のメッセージであると、僕は思っている。





妖怪ウォッチブームは去っただって?


浅いよ。





というわけで新しい座右の銘でました。



妖怪のせいと思えば、心しずまる。





おわり

 | HOME | 

プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳・奥穂高岳・ジャンダルム


現在は東京にて営業を。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR