おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

野球部とサッカー部 

2014.02.22

野球部はサッカーも好きだけど、サッカー部で野球も好きなやつはほとんど見たことがない。


いやまぁかなり極論だけど、僕の経験上、そういう傾向にある。


ここに、サッカーという世界的スポーツの閉鎖感、排他的性格がある。



この日本でも人気No1スポーツと言われているけれど、サッカーマンはなんとなく孤立している。


ただ、サッカーマンのコミュニティ自体が巨大なので、孤独感を感じることはない。


閉鎖されていることに気づかない。



逆に野球部は、どのスポーツに対しても自ら壁は作らない。


本業である部活に限らず、球技大会やら体育祭で他の種目を前にしても、誰よりも生き生きとしている。


そのフラットなスタンスには尊敬の念すら覚える。



オトナになった今、たまに地元で「フットサルやろうぜ」って声がかかると、当日、必ず一人は元野球部が混じっている。


しかも、きまってよく走り、ボールに対して貪欲である。


要するに、レベル問わず、心からサッカーを楽しんでいる。



体育会でサッカーをやっていた人間には、それがない。


すぐにレベルを見る。


自分と、周りと。


それが合致していなければ、心からは楽しめない体質に仕上がっている。


それはもう見事なほどに。


ここにも、サッカーの排他的な側面が見える。


球技の中でも足を使う特殊なスポーツだから、幼い頃からやっているかいないかでかなりの差が付いてしまうという理由もあるとは思うけど、いわゆる「ガチ」と「遊び」の間の壁が高すぎる。



それを物ともしないが、野球部という人種だ。


南米や欧州の選手の移籍事情も、下手したら野球部のほうが詳しい。


ウイイレも強い。



もちろん僕はサッカーこそ最高のスポーツだと信じているし、サッカーよりも楽しいと思えたスポーツはない。


でもそれはたぶん、レベルを見てるからだ。


レベルを選べば、思うようなプレーができるからだ。


なんと閉鎖的な遊び…。



清原と武田(サッカー元日本代表)を比較すれば分かりやすい。


清原はとんねるずの男気ジャンケンに出て然るべきだと思うけど、武田が出たら間違いなく場違いでしょう。


清原はどこに出てもハマるのだ。


しかし残念ながら、武田にそのキャパはない。


男気ジャンケンで勝つ姿は小木よりも想像できない。



もちろんそれだけで野球出身とサッカー出身の単純な比較構造を語れるわけではないが、僕はどうしようもなくサッカーの閉鎖感を感じてしまう。



ただそんな日本サッカーの危ない状況をいち早く察知してか、20年以上も前に警鐘を鳴らした有名な選手が一人いる。



我らが中田英寿。

ヒデ。


彼は韮崎高校サッカー部時代にこう発言している。



「サッカーしか知らない人間にはなりたくない。いつも好奇心を持っていたい。サッカー選手としての生活に比べるとその先の人生の方がずっと長いのは自明。サッカー引退後に何ができるのかを考えるのはすごく楽しい。」



この余りにも有名な中田語録は、日本サッカー界に大きな気付きを与えた。

と信じたい。



僕らからすれば、サッカーでメシが食えるなんてそれだけで至上の幸福としか思えないが、それがある意味盲目であることに中田は気付いていた。


しかもプロになる前の高校生時代に。



ご存知のとおり、実際に中田は引退後に自らを「旅人」と銘打って世界中を旅したり、チャリティー活動の指揮を執ったりしている。



その旅でのフライトが全てファーストクラスだったとか、どうでもいい批判が多数あるけれど、大切なのは彼の引退後の活動の是非ではなく、中田という今までもこれからも日本サッカーの歴史を代表をするであろう選手が、「サッカーだけじゃダメよ。」と言ったことが画期的なのだ。



メディアがそこにもっと注目して、中田みたいな選手をどんどん取り上げてくれれば、日本サッカーの閉鎖感なんてあっという間に拭い去られ、サッカーはもっと楽しく身近なスポーツになると思う。


そうなりゃ間違いなく強くなるのに。


受け入れる体制が整っているようで、実は排他的。



と、話が少し大きくなり過ぎたけど、僕は野球は観ません。


というか観たこともありません。


だからダメなんだよ!




おわり
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学生風情がすいません 

2014.02.16

ついこの前、「僕は基本的に、将来や未来のために今を我慢する、耐える、みたいな考え方にはすぐさま反論する悪い癖がある。」と書いた(リンク→葬式費用を憂慮する僕ら)けれど、新卒時の就活だけは話が別だ。



あれだけは、もし就活をするんであれば、つまり就活生という身分を行使するんであれば、好きな女の子と同じシフトのバイトを休んででも、悩み抜いて、やり切らなければならない。



つまり、学生という身分を笠に着て、学生という社会的弱者的な立場を利用して、「えー?まだ学生だから分かんなーい。教えてくださーい。」とか言ったりして、様々な業界の内実を掴むべく、行動を続けるべきだ。



一社内定貰ってさっさと辞めるなんてもってのほかで、極論、「御社に行きます。他は辞退しました。」などとウソをついてでも、何食わぬ顔で、際限なくセミナーやら面接やら懇親会やらOB訪問に行くべきだと。



それらはどれも一種の社会人生活を覗く行為であるが、皮肉なことに、社会人になってからではできない。



僕は気付いてしまったんだけど、実は、社会人になってからじゃないとできないことはほとんどないが、学生じゃないとできないことはめちゃくちゃある。



この国における学生という身分は、あらゆる企業への通行証であって、決して弱者ではない。


その為にバカ高い学費がある。



仮に僕が新規参入した自動車メーカーの広報担当だったら、カルロス・ゴーンが来ても門前払いだが、「すいませーん」なーんて言って健気な学生が来たら、最高階の応接室に通して、まだ社外秘の新型車種のビジョンを得々と語るだろう。


下手したら、有りもしない日産自動車の悪口を言ったりするかも。


僕も新卒のときに経験があるけど、そういう人事担当って必ずいるよね。


それぐらい、日本の企業は学生に対して無意識に警戒を解いている。


悪く言えば舐めている。


ただ、そんなものは逆手に取るだけの話だ。


全部、自分のものにするだけだ。



学生風情が!という輩もいるでしょう。


でもね、学生風情は実は、しょっちゅう変わる首相に勝る、最強の身分だ。


ただどちらも任期制だから、無駄にしてはならないと。


学生に図々しさはなんてものはなく、あるのは愛嬌だけなのだから。




おわり

オナラと空気 

2014.02.09

僕は人が大事な話をしているときにオナラをしたことがある。(聞こえるやつ)


別に弁解するつもりはないが、というか弁解の余地もないが、僕はその話自体はかなり真剣に聞いていたし、その場にもそれなりに緊張感があった。



ただただ、うかつだった。



そのときは出席者の皆様の大人な対応によって少しの笑いで済まされたが、今後もいつだってオナラは場を選ばない。



我らが日本の教育といえば、「人が話をしているときは、黙って聞かなければならない」という聞き手の論理がその根底にある。


人の話に耳を傾ける、そして受け入れる、また、その態勢を整える。


そして表情やトーンなどから話し手の真剣度合いを読んで、聞き手として相応しい沿った行動をとる。


すなわち、空気を読む。


それができるようになることが、この国の義務教育を終えたひとつの大きな指標になっているように思う。



多勢に無勢。


はみ出したら、お縄。


どんな結論を出すにしても、それは最大公約数でなければならない。


空気は神様なのだから。



オナラなんてのは、場の空気という意味の空気を読めていないだけではなく、本当の空気のほうも乱しちゃってるから、それはもう重罪だ。



しかし、空気を読めないというだけで、公に罰せられることはない。


待っているのは、タチの悪いことに、黙殺だ。


「あいつ空気読めないよねー」という、これまた空気だ。


しかしそれはあまりにも大きく、一人ではとても太刀打ちできない。


無闇に飛び込んだところで、さらに肥大化した空気に押し潰されるだけだ。



そんな空気に太刀打ちするための唯一の手段が、根回しだ。


この空気、明らかにおかしい…と思っても、いきなりオナラをしてはならない。



急がば回れ。


必ずや味方はいる。


目には目をだ。


空気には対抗する空気を根回しによって作り出すことが先決。



しかし残念ながら、そんなことは学校では教えてくれない。


空気を読めとは言うくせに、それをおかしいと思ったときの対処法は教えてくれない。


それでいて、もっと自分の意見を主張しよう!なーんて、無理な話だ。



しかし、ギリギリで通過した義務教育に文句をつけても何も始まらない。


現に僕は、ダメだと教わったはずなのに、オナラをしたのだから。


完全に事故だったけど、後悔はしていない。



絶対に譲れない感情を捻じ曲げるくらいなら、第一志望の企業の最終面接でもオナラをする気概を鞘に、うまく根回しができる。


そんなあなたにわたしもなりたい。




おわり

葬式費用を憂慮する僕ら 

2014.02.01

僕は基本的に、将来や未来のために今を我慢する、耐える、みたいな考え方にはすぐさま反論する悪い癖がある。


いや、そういう考え方が好きとか嫌いとかそんな生易しいレベルではなく、もはや「間違っている」と思っている。



たとえば、A君の高校生活。


大多数の親は、就職等々において結果的に四大卒が優遇されている現状を考慮し、我が子ができる限り優秀な大学(偏差値において)に進学することを願っている。


自分もそう信じているA君は、できる限り優秀な大学に進学するために、多くの事を我慢し、耐え、受験勉強に励む。


その甲斐あってか、有名大学に合格。



大学進学の為に高校生活を過ごしてきたA君は、今度は有名企業に就職する為にそれはそれは多くの事を我慢し、耐え、大学生活の時間を消費していく。


そして見事、有名企業に就職する。


おめでとう。


いつだって未来の為に生きてきたA君は、今度は出世の為に、社会人生活の時間を消費する。


我慢し、耐え、愛想笑いをし、媚びを売って。


そしてA君は、最年少で役員まで登りつめる。


いつだって、どんなときだって、将来の為に、未来の為にと、必死に生きてきたA君は、今度は老後の為に、退職金をたくさん貰う為に、役員生活の時間を消費していく。



そしてついに、勇退したA君。


残された時間は20年前後。


人生の終盤くらい、好きなことをやって、遊び倒したい気もする。


しかし身体(心も)は正直で、思うようには動かない。


仕方なくA君は、自分がこの世を去った後のことを考える。


葬式費用を用意したり、残りそうな財産の行く先を考える。



全ては、将来、未来の為に…。




というわけで、未来の為に今があるとすれば、残念ながらそれは、死ぬ直前まで続く。



死ぬその直前まで、未来は存在する。



そんな際限のない、果てしないものの為に今という時間を消費するくらいなら、今その時だけの為に生きる時間を連続させるほうが幸せに決まっている。



高校生なら、好きな女の子にアドレスを聴くかどうかで悩んだりして、その女の子の友達に思い切って相談したりして、なんか知らないけど相談してるうちにその友達のことを好きになっちゃったりして、最終的にその友達と付き合っちゃったりするべきだと。


そういう時間の浪費を抜きにして、高校生活の「現役」は語れない。



「今は辛いけど、これは楽しい将来の為だから…」と思った時点で、その楽しい将来は永遠にやってこない。


そんな考え方に、夢の美学はない。


健気なように見えるが、健気なんじゃなくてネガティブなだけだ。



もちろん、受験勉強も就職活動も大切。


それが本当に必要なことなら、入れ込み具合で将来の自分に返ってくるものも変わるんでしょう。


でもそれは、結果論でしか語られない。


楽しい高校生活の延長線上のものとして、有名大学進学が語られることはない。


「勉強はそこそこで、ほとんどが飲み会だよ!」「冬はスノボ合宿もやるよーん!」「素敵な出会いがあるかもー!」なーんて売り出し方をする塾は残念ながら存在しない。


大抵、昨年度実績、東大○○名!早慶○○名!みたいなもんでしょう。



だから結局、未来の為にするべきことがあるとしても、それすら楽しんだヤツが最強であることに変わりはない。



というわけで今日は、未来の為に寝てます。


風邪ですから!




おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳


現在は東京にて営業を。

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