おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

スポンサーサイト 

--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フリーズドライ 

2012.05.29


(黒斑山で幅を効かせるフリーズドライ。)



あなたが思う、人類史上最も優れた発明はなんですか。


電力ですか。

飛行機ですか。

インターネットですか。



僕が思う最高の発明は他でもない、フリーズドライです。
あとミスチル。


アウトドアの一番の楽しみは食事だと信じて疑わない僕にとって、フリーズドライ製法というのは魚にとってのエラ呼吸機能とその価値を同じくする。


ご存知の方も多いと思うけど、水とかお湯でふやかすだけで美味しいゴハンの出来上がりっていうアレのことです。

みんな大好きカップラーメンにもフリーズドライ製法は使われてます。


その名の通り、できあがった状態のものを凍らせてから乾燥させるという、もはや矛盾に満ちた製法。

「嫌いになったわけじゃないし、他に好きな人ができたわけでもないけど、別れるしかないんだよ…」的な。


もう少し詳しく書くと、できあがった状態の料理をマイナス30℃程度で瞬間冷凍し、それに真空乾燥というマヌーサばりの魔法をかけて一気に水分を昇華させて乾燥状態にもっていくという製法。


できあがった状態のものを冷凍させるまではいわゆる冷凍食品と同じだけど、冷凍食品は水分を含んだまま凍っているので重くてかさばるし、常温で保存ができない。

しかしフリーズドライの場合はそこからさらに水分を飛ばすことで、軽くコンパクトになるし、水分を含まないので「溶ける」という概念がなく、常温保存が可能になる。



ここで気になるのが、冷凍食品の水分を飛ばすってことは、加熱して溶かして最終的に液化した水分を蒸発させるわけだから味も栄養も溶け出しちゃうんじゃないの?という話。

普通?、固体が気体と化すプロセスは、固体→(加熱)→液体→(加熱)→気体だから。


でもフリーズドライの場合はある魔法によって加熱の必要がなく、液化するプロセスを抹消しちゃってるため、味とか栄養が溶け出すことなく水分を飛ばすことができる。

その魔法ってのが真空乾燥。らしい。


真空乾燥の仕組みについて詳しく知りたい方は飲みにでも行きましょう。



とにかくそんなわけで、フリーズドライ製法によって生み出された保存食というのは、軽量でコンパクトというアウトドアで最も重要な要素を満たし、かつ味も栄養もバッチリという、いうなれば大トロ味のカロリーメイトようなもので。


最近、日本に存在する全フリーズドライの完食を目指していろいろ試してるんだけど、やはり美味しいのは冒頭の写真にも載せたサタケの五目ご飯。

それはまるでまさにこれでもかというくらいホントにマジで五目ご飯。


皆さんもいろいろ試してみてください。

山で食えばそれなりに全部美味しいです。



お肉の焼き加減を聞かれて、思わず「フリーズドライで。」と言ってしまうようになれば大体オッケーです。

どうせ死ぬなら、冷凍マグロにされるよりもフリーズドライにしてほしいと。

フリーズドライに幸あれ。




おわり
スポンサーサイト

的は絞らず 

2012.05.21

IMGP6815_convert_20120521121043.jpg
(かつての同僚たち)


ミスチルのベスト発売とドログバのドヤ顔が半端なかった話は例外として、変な意地ではないけどミーハーになり切れない僕は金環日食やスカイツリー開業とは無縁。(観たかったし行きたい。)

なのでいつも個人的なことを書こうと思うんだけど、最近は自慢じゃないが書きたいことがありすぎて全く筆が進まないので、インスピレーションを探そうと昔の写真を漁っていたら懐かしいのが出てきたのでアップ。ここからあらぬ方向に話を広げてく。


今はそれぞれの道ということでめっきり会わなくなっちゃったけど(そうでもないけど。)ひとりはグローバルに活躍し、ひとりは税理士を目指し、ひとりはデッカイドウで奮闘中。

こういう写真を見て少し振り返ると、ここ数年で周りの人との関係が途方もなく目まぐるしく変わった気がするし、いろんな人から激動の人生だね的なことを言われるけど、僕自身はそんなふうに思ってなくて、普通に時間の経過とともに順序よく事が進んでるという感覚。


ヒビトのように幼いころの志そのままに突き抜けていく人間に憧れがないわけじゃないけど、どう考えても職人肌ではない僕はあれもこれもやりたいと思うし、二兎追って二兎得たい。(しつこく報道されていた某俳優のバレちゃった事件のほうの意味ではありません。念のため。)


たしかに醤油も味噌も豚骨も扱っているラーメン屋には絶対に入ろうと思わないし、正規のコートではフットサルしたいと思うけどラウンドワンでしたいとは思わない。

要するに周りに対しては「的を絞れよ」と思うのが人間の性。

それでいてミスチルばっか聴いてると「またミスチルかよー」と言い始めるのも人間の性。(ホントはみんな聴きたいくせに・・・)


だから、あまり深刻にならずに、長期的な展望に囚われすぎずに、何事もキッカケが訪れたら好奇心のまま摘まみ食いしていったほうがいいと。

と、またしても誤解を招きかねない表現を使ってしまったけど悪しからず。



的は絞ろうとするから絞れない。

ってことを言いたかった。


ずっと趣味は豊富に持ちたいと思ってきたし、だからこのブログもテーマを絞らないように抽象的な名前にした。

その結果がいま。


というわけで今日はこれからクライミング。

新しく買ったコイツで。


(ハバネロ。のようにありたい。)




おわり

時間給 

2012.05.10

「仕事のパフォーマンスは働いた時間では測れないぜぇ。遅くまで残業しているヤツが偉いなんて時代は終わったんだぜぇ。」と、仕事とは何ぞやを語るキャリアアドバイザー的な人は言うけど、単純に働いた時間に対して賃金が発生する仕組みは今でも最も汎用的な報酬計算方法として君臨している。

その最たるものが時給制で、時給いくら等の差はあれど、時間ごとに対価が発生することに変わりはない。

残業代もそう。


この仕組み自体に問題があるとは全く思わないけど、この仕組み中で働く側に問題があることは往々にしてある。


終業時刻まで時間を消費する方法ばっかり考えてるアレ。

僕自身、焼肉屋でのアルバイト時代に頭の中がそんな状態になっていることは少なからずあった。

ちょいちょい時計を見ては、「あと○時間か…」と心の中で呟く。

そして実際に終業時刻が近づくと急にモチベーションが上がり、締めの作業に精を出す。


残業も同じで、今すぐにやるべきことが特にあるわけではないのに、あと○分やれば残業代出るから残ろっかな…と。


こーゆう働き方は、会社にとって害であるとか給料泥棒であるとかそういうこと以前に、とてつもなく虚しい。

ふと我に返ったとき、泣きたくなる。


勤め先が法に忠実である限り、一日の労働時間は限られる。


当然だけど、その勤め先の意図は、「この時間まで会社にいてください。」ではなく、「この時間の範囲内で与えられた仕事を完了させてください。」でしょう。


もちろん、時間なんて無視したほうがいいと言いたいわけじゃない。

むしろ、定められた時間があるのならそれは守るべきだと思う。


ただ、労働基準法の労働時間の縛りは、サボり屋さんに対して「このくらいは働くべきだ」と促すものとしてじゃなく、一生懸命に無我夢中で働きすぎる人を守るものとして、もしくはそのように無理に働かせる側を規制するものとして存在するべきであって。



要するに、働いた時間だけでその人の仕事を評価するなんてナンセンスだということは誰もが分かっているけれど、組織でやっていく以上は時間の縛りを設けざるを得ないわけで、だからと言ってそれに甘えることなく、でも時間の秩序を乱すことなく、一生懸命無我夢中で働くべきというのが万人の考え。

結局なんだか当たり前のことを書いてる気がするけど、その全部を全員が完遂するなんて状況はまず有り得ないから、もっと長く働くべきだとか、遅くまで残るのは悪だとかっていう議論が出る。

それは、昔のミスチルの曲と今のミスチルの曲のどっちが良いか的な、蒼井優とYUKIのどっちが可愛いか的な、果てしなくキリがない話。


だから結局のところ、それが定時でもそうでなくても、仕事を終えたときに自分で「今日はやってやった」と思えることが一番大事だと。

その達成感に勝るものはなく。


だからW杯直後に指導力不足を指摘されたトルシエは言いました。

「大きな仕事をやり遂げたという達成感しかありません。」と。

勝ち負けでもなく、周りからの評価でもなく、当然働いた時間でもなく、自分は全力を尽くしたと、心からそう思えていたわけで。


もちろん、成り上がっていくためには周りからの評価が一番大切。というかそれ以外にはない。

働いた時間も、誰でも分かるように数値化できるという意味では超大切。


でもたぶん一番幸せなのは、自分で勝手に頑張ったと思い込めることに違いなく。



それにしても僕はまだまだあまりにもお粗末なので、まずは働く量を増やさなきゃならぬ。




おわり

GONGEN 

2012.05.06

IMGP9062_convert_20120506083650.jpg
(権現岳登山口付近より)


遅ればせながら、先週の八ヶ岳奉行の様子を。

健脚で、かつ雪が酷くなければ早朝発で日帰りでも行けるであろう権現岳を二泊二日の行程で行くという随分のんびりした山行。


いつも通り仕事後に東京を出発し、中央道を行くBGMはもちろんミスチルのEnd of the day。

サビでバックに流れてるタンバリン?的な音がいい。最高。天才。あんたが大将。



深夜に登山口着、テント設営後、連れのモトヤマに買ったばかりのランタンシェードを自慢しつつ、何が大丈夫なのかはわからないけど「俺たちには山とサッカーとミスチルがあるから大丈夫だよ。」みたいなことを言って、相変わらず救いようのない話に花を咲かせた。


IMGP9065_convert_20120506083816.jpg
(ランタンシェード。あなたのヘッドランプもあら不思議。あっという間にランタンに。)


旅行は計画しているときが一番楽しいって言うけど、山も前日に登山口入りして翌日の登山の行程や僕らの今後の行く末を語っているときが一番楽しいかも。




翌夜は中間地点である編笠山頂直下の青年小屋に宿泊予定であったため、朝はのんびり起きて出発、気持ちのいい雪渓を6本爪アイゼンで進む。


IMGP9072_convert_20120506084008.jpg


もはやマイナスイオンしかない。




途中の昼食休憩時はもちろん奮発して買った新型ジェットボイルでラーメン。


IMGP9069_convert_20120506093833.jpg
(ソル。しかもチタン。)


信じられないスピード。

お湯が沸くのが早すぎて、一緒にいる人が「じゃあ俺はバーナー出さなくてもいいっしょ?」と言いだすのが唯一の難点。


それと、噴きこぼれ注意。




IMGP9080_convert_20120506084439.jpg
(青年小屋より。編笠山山頂をバックに。)


昼過ぎには青年小屋に到着。

残念ながらガスで眺望は無し。

気を取り直して棒ラーメンからのチャイでひと呼吸。

ゲレンデで3割増しなのは男の子でも女の子でもなくラーメンとホットドリンク。



小屋ではまさかの出会いもあり、夜は山では有難すぎるコタツで酒盛り。

みんな山すきやのぉ…。





IMGP9091_convert_20120506084613.jpg
(小屋の朝。)


翌朝、前夜に収集した情報をもとに、権現岳を目指すことに決定。


出発してすぐ振り返ると、編笠山上空は束の間の快晴に。



IMGP9095_convert_20120506084812.jpg
(テン場より。この日のテント泊は若干一名のみ。)



このあとすぐにガスりまくったけど。



IMGP9109_convert_20120506085016.jpg
(クサリ場を攻めるモトヤマ。)



ガスりまくっていたからか、かなり過酷そうに見えるけれど、足場をよく見てゆっくり登れば、そうでもありません。

モトヤマ君が着ているダークマラードのストームクルーザーが良く映えますね。





IMGP9120_convert_20120506083450.jpg
(クサリ場を攻めるモトヤマ2。)



逆さになっているわけではありません。

写真が横になっているだけです。

そんなことよりダークマラードのストームクルーザーが本当に良く映えますね。



IMGP9132_convert_20120506085857.jpg
(権現岳山頂直下。)



目の前にそびえ立っているはずの山頂もガスで全く見えず。


こっからの登りは結構パンチが効いてます。

まるで孤高の人です。

要注意。


IMGP9125_convert_20120506090105.jpg
(山頂直下2。)




そして。



IMGP9113_convert_20120506085221.jpg
(GONGEN。)



山頂に刺さっている剣もさることながら、ダークマラードのストームクルーザーがそれはもう良く映えますね。


写真のモトヤマ君はついに気が狂って「ごんげーん!ごんげーーん!」と何度も叫んでいました。


高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんなと、ミスチルかなんかの桜井さんか誰かが言っていたけれど、登山というのはまさにその分かりやすい典型で。




下りは結構神経を使う。


IMGP9129_convert_20120506085730.jpg
(要ピッケル。)



この時期でも八ヶ岳では10本爪以上のアイゼン、ピッケル(最低でもストック)が必要です。

装備は大袈裟なくらいが絶対に丁度いい。

「いやーそこまではいらないっしょ。」が命取り。

装備が無いが故に登頂を諦めるのも残念なことだし。



なんとか無事に小屋まで下り、コーヒーをしばいたあとに駐車場まで突っ走りました。



本当に楽しかった。


お湯が沸くのが早いことは正義。

アンパンマンでありウルトラマン。



おわり

晴れてほしさ 

2012.05.04

気付けば二週間も空いてしまった…。

いや記事自体は三つほど書き進めているんだけど、どれも八合目以降がまとまらないので、ブログ存続のためにとりあえずこの記事をアップしとくという。


残念な天気が続くゴールデンウィークだけど、みんな山にでも行って楽しんでいることでしょう。

もしくはサッカーに明け暮れていたり、明日公開の映画宇宙兄弟に向けて一巻からマンガを再読していたり、ミスチルのトリプルA面の余韻に浸っていたり、というかもうすぐベストも発売だけど予約してねーやべー!とTwitterに呟いてみたりしていることでしょう。

どれも楽しそう。


僕は前半に頂いた休みで上に書いたほとんどをさせてもらったので、後半?は残念な天気でも楽しんでもらえるように頑張るわけだけど、おめでたい話が重なる明日だけは、何としても晴れてほしい。

頼むから。



おわり

 | HOME | 

プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳・大天井岳・常念岳・奥穂高岳・ジャンダルム


現在は東京にて営業を。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。