おちょこブログ

おちょこの裏ほどの器から始まったストーリー (旧タイトル:へなちょこブログ)

たまには海も 

2011.08.30


(伊豆は大瀬崎に出現した名古屋屈指のダイバー。iPhoneで撮影。)


根拠もなくその暦だけで夏の終わりと言われ、どこか寂しさが漂う8月の最後の週末、僕はついに海に手を出した。

あれだけ山だ川だテントだ寝袋だ鹿だイノシシだと言っておきながら、ダイビングのライセンスを取得した。


ダイビングは、登山と比べると敷居が高い。

金銭的にも、手間的にも。


以前の記事で少し触れたけど、ライセンス取得のキッカケは名古屋在住の同期の誘いだ。

僕は基本的にアクティブな匂いのする誘いは断らないけれど、かなりの出不精で有名な当該同期からの誘いということもあって、少し嬉しかった僕は即決でダイビングショップに料金を支払った。

冒頭の写真はどうみても上島竜兵にしか見えないが、「海」という今までの僕にはなかった興味の対象を作ってくれたことに感謝の意を表する。


結果的に、伊豆での一泊二日の海洋実習は最高だった。

その同期のブログの言葉を拝借すれば、真上や真下に友達が、ましてや出不精の友達が、ふわふわと浮いている状況なんて、普通に生きていたらまず経験できない。

参照ブログ→「だいちの後ろ向きだけど前向きな話」http://ameblo.jp/ohajiki1411/entry-11000817732.html


そして何より、水中という極限の状況の中で器材と呼吸と体勢を駆使しながら自分の行動をコントロールする楽しさ。

あれは体験ダイビングでは決して味わえない。


あと、普段は山ばかりで海にはほとんど行かないが、海でのレジャーを絡めた宿泊というのは、「開放的」という言葉の象徴だなと改めて思う。

海の持つその広がりのある景色が要因なのか、自然と露出が増える環境が要因なのかは分からないけれど、開放感だけで言えば山でのレジャーを上回る気がする。


とはいっても僕は山のほうが好きだけどね。あくまでも。

何故かは上手く説明できないけど。

それは文章にして分かるようなものが閃いたらまた書きます。


というわけでこれからは、海も知る山野郎として日々活動を重ねていく所存で。

今月は、南アルプスと立山黒部を予定。


まあ、たまには海もいいね。



おわり
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僕と会社の収支関係 

2011.08.26

僕の上司に、常々こーゆう話をする人がいる。

「たとえ小額でも固定給で報酬を貰う仕事をしているならば、自分が会社にもたらす収益と、自分が会社から受け取る報酬および会社が自分にかけている経費の収支計算ができなきゃならない。」

と。


報酬や経費を大幅に上回る実績を挙げていることが誰の目から見ても明らかな場合はさておき、この収支の感覚を維持できないサラリーマンはまさに固定給の温床にあぐらをかくダメリーマンなのであろう。


その上司は、収支の感覚をしこたま持っている。

それはもう凄まじいほどに。


配属され、初月の仕事を終えた僕に対してその上司はこのような話をした。

「自分の実績から、原価、取引先に支払う諸手数料、接待費、交通費、携帯代、郵送を使ったなら郵送代、オフィスの家賃と光熱費をそこにいる社員の数で割った金額、PCの通信費、コピー代、その他思いつく限りの自分が使った経費を差し引いた金額を出せ。その金額がお前が受け取るべき給料だ。もしその金額より1円でも高い給料を貰っているならば、お前は会社のお荷物だ。その感覚を絶対に忘れるな。」

と。


僕のいる業界は会社の資産のかなり大きな部分を常に運用して膨らませていくので一概には言えないが、単月で考えるならばこの考え方はもっともだ。

さらに、採用や研修にかかる経費と、研修中にも発生していた給与のことを考えれば、会社に対して借金をしている状態から仕事がスタートしているとも言えるわけで。

ミスチルに言わせれば、「ビハインドから始まった」わけで。

この感覚によれば、まずはその埋め合わせをするのが最低限の責務になる。


ただ、固定給というシステムの上にいると、この収支の感覚を常に維持するのは極めて難しい。

極端に言えば、マイナス収支を出しても貰えてしまうわけだから。

当面は。だけど。



というわけで、どのくらいこの感覚、いわゆるプロ意識を強く持てるかが、立派なサラリーマンになるかダメリーマンになるかの分かれ道な気がする。

もちろん、収支感覚以外の使命感で仕事をしたり、楽しいと思う仕事をして、結果的に収支がプラスになることが一番理想的。

そう上手くはいかないことが多いから、こーゆう記事を書いているだけ
で。

収支の感覚だけで仕事をするなんて味気ないとか、面白くないとか、結局お金のためだとか、ネガティブに捉えられがちだけど、動機が何であれ結果が出れば仕事は楽しくなるし、状況は好転していく。


ちなみに、前述の上司が予算を割ったのを見たことはない。

震災のときでさえも。


そして何より、楽しそうに仕事をする。

もしかしたら、そんな収支の感覚なんて普段は忘れているのかも。


そう見えるのは、ひとえに結果を出していてそれなりの評価を与えられているからだ。

自分が会社にもたらす収支はプラスだと、そう確信できたとき、会社というのはこの上なく居やすい場所に様変わりするんだと思う。


僕もそう思いながら仕事がしたい。

何をするにしても。



おわり

アオキンガーと美ヶ原と蓼科山 

2011.08.19

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(美ヶ原高原より)


夏休み終盤は山仲間モトヤマと美ヶ原高原および蓼科山にお邪魔してきたのでその様子を。


今回も夜出発で、まず美ヶ原高原でテント泊をして朝日と雲海を拝見し、翌日は蓼科山まで移動して登頂し、山頂でテント泊後、翌朝に下山して温泉に浸かって帰るというラグジュアリーな計画であった。

ああ夏休みだと、そう自覚するには十分すぎるほどに。


いつものレンタカーでミスチルとKREVA、それから最近レパートリーに加わったSalyuを聴きながら関越道を走り、上信越に逸れて深夜0時頃に美ヶ原の入り口に到着。

霧と雷が交錯する中を30分ほど慎重に運転し、2000m地点の高原へ。


高原に到達したとき、霧が立ち込める草原の奥にシカのようなヤギのようなアルパカのような謎の動物の群れを視界に捉えたが、もはや結局あれが何だったのかを知る術はない。

モトヤマはバンビだバンビと叫んでいたが。


出鼻からやってくれるぜ美ヶ原と意味不明なことをぼやきながらテント設営に取り掛かる。

遠くの空では稲光が半端ではないことになっていたが、幸いなことに雨は降っていなかった。


ただ、高原地帯ということもあって風は非常に強い。

設営中にフライシート(テントの外側の生地)等が飛ばないように協力しながら組み立て、ペグ(テントを固定する杭)は深めに打ち込む。

マットに空気を入れて座布団代わりにし、ランタンを定位置に置き、iPhoneで音楽を準備したときには深夜1時半を回っていた。


気温はおそらく12~13℃程度。


ダウンを着て、ようやく酒盛りを開始。


今回はマグネットの将棋を準備していたので、二手先くらいまでしか読めないモトヤマをボコボコにしながら相変わらずくだらない話に華が咲く。


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モトヤマはお盆の帰省中に父親と結婚観について話をしたらしく、「結婚は妥協するな」と言われたらしい。

それに対してモトヤマが「母ちゃんは失敗だったってこと?」と聞くと、「あんぐらいのを捕まえろってことだバカ野郎」と言われたという。

なんでこんな話を美ヶ原でテント張りながら聞かされなければならないのかは大いに疑問だったが、オヤジさんには敬意を称する。


そんな感じで過ごすこと3時間、気づけばうっすらと空が明るくなっていた。


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翌朝の登山を考慮してできるだけ早く寝るつもりだったが、アルプスの奥から漏れる太陽の光に照らされてうっすらと姿を現した雲海の全容を見た瞬間に、「はい朝日見よう」ということに。


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快晴の雁ヵ腹摺山から見た景色を思い出した。

雲の感じかな。


日が完全に昇ったことを確認し、すぐに寝袋へ。


3時間後、あまりの暑さに目が覚める。

日が昇ったせいでテント内に熱がこもり、ベンチレーター(テント内の換気口)だけではとても対応できない感じ。

テントの入口を開けて風を入れながら二度寝をし、10時頃に起床、テントを撤収し、お湯を沸かして味噌汁とオニギリを腹に詰め込んで蓼科山へ出発。


蓼科山の登頂時間は3時間弱と言われている。

時間は十分あると見込み、登山口で仮眠をとった。

それがいけなかったのだが。


午後13時過ぎ、登山開始。

16時までには山頂に到着し、明るいうちにテント設営と食事の準備を済ませ、早めに就寝、朝日を見て午前中のうちに下山という予定で。

口で言うのは簡単で。


蓼科山は山頂部が溶岩で覆われていて樹木が育たないため、2530m地点から360度の眺望が楽しめる山として知られる。

瑞牆山と似て岩場が多いわけだ。


笹が生い茂る序盤を終えると、すぐに急な岩場に差し掛かる。


甘かった。

かつてこれほどに甘かったと思ったことがあったかというほどに甘かった。


テントはもちろん、乾杯用のビール、そして水場が見込めない山なので大量の水を背負っていたため、背中の荷物は相当に重い。

縦走の経験がほとんど無い僕らにはパッキングの技術などほぼ皆無であり。


体力に物を言わせてジリジリと進むも、果てしなく続く急な岩場の様相に精神を蝕まれる。

2000mを越えた頃、山頂到着予定時刻であった16時はすでに過ぎ、時間の無さも重くのしかかる。


それでもこまめに休憩を挟みながら進み、16時半頃には2300mまで来ていた。

これならなんとか17時には着ける。


そこで最後の休憩をとっていたときだった。


急に霧が立ち込め、一瞬にして視界がなくなり、強風が吹き荒れた。

そして次の瞬間には大粒の雨が。


「なんじゃこりゃああ!」と叫んだときには時すでに遅し、体はビショ濡れで、体温も奪われる。


前述のとおり、この山は山頂に近づけば近づくほど草木が少ない。

そのため雨風を凌ぐのは困難だ。


かなり頼りない枯れ木の下に入り、様子をみようということに。


しかし数十分待っても天気が回復する気配はなく、もはや下着まで水が浸食し、体は大いに冷え、着替えを持っていなかった僕のメンタルは完全に萎えていた。


登山道も霧で全く先が見えない。

時間的に人の姿も無い。


そして午後17時。

熾烈な話し合いの末、泣く泣く下山を決意。


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持っていた食料と水をたらふく腹に詰め込み、天候の合間を縫って黙々と下った。

焦りがあるからか、とてつもなく長く感じた岩場の下り。


2時間近くかけてようやく登山口に到着。

天気が回復する見込みはなく、蓼科山を見上げると雷が頻繁に光を放っている。


下りてよかった…。


そーして東京までの帰路へ。


帰りの車中、「完敗だよ、蓼科山よ。」とつぶやくモトヤマ。


先月、大阪で指摘を頂いた通り、やっぱりまだまだスキルも知識も経験も足りてない。

あらゆる状況を想定しておくという基本が全然できてない。

やっぱり他のスポーツと比べても経験がモノを言うスポーツな気がする。


まぁなにより楽しいんだけど。



テナヤブーツほしー。
http://webshop.montbell.jp/common/system/user/infomation/disp.php?site_category_id=2&infomation_id=184




おわり

ぼくのなつやすみ 

2011.08.12

実は始まってた夏休み。


昨日おとといは阿蘇、今日は九州男児に連れられて柳川へウナギを食べに。

車の中のBGMが長渕だけなのは誠に遺憾だが、やはり楽しい。

みんなありがとう。


さて、今日の昼過ぎの便で東京に戻り、ついに明日は東京にてオープンリーグの初戦を迎えます。

腐ってもアオキングの門出です。

山で、じゃなかった青山公園グランドで活動し始めて約一年。


味の素スタジアム併設のミズノフットサルプラザにて、17時からです。

見にきてくれたら柳川のウナギの写真見せます。


では皆さん良い夏休みを。



おわり

いろいろ考えてるよ 

2011.08.06

何かを起こしたいとか、何かを変えたいとか、何かを成し遂げたいってときに常々思うことだけど、考えていることに意味なんてない。

「いろいろ考えてるよ。」とか、「いま悩んでるんだよね。」とか。


考えたり悩んだりしている時間は大切なように見えるけれど、それ自体には何の意味もなくて、結局は行動したことだけが全てで、周りから見て認識してもらえるのも行動したことだけで、あとあと残るのも行動したことだけ。


「こんなことを考えているんだ」というのと、「こんなことをしたんだけどこう思った」というのでは、行き着く先が全く違う。


たとえば就活。

僕もそうだったけど、大抵の人が行動を起こす前に的を絞りたがる。

会社説明会等に足を運ぶ前に、できる限り業界を絞ろうと、悩み始める。

そのうち、さも悩んでいること自体が大事かのようになってくる。

「あー俺はこんなに真剣に悩んで、なんて真面目なんだろう。なんて充実した時間なんだろう。こーゆう時間が大切なんだよなー。」と。

終いには、「若いうちはとことん悩むことだよ。」とアドバイスをする大人たちも出てくる。


そして企業もしくは業界の実体を知ることなく、そのうち悩むことに疲れ、結果が欲しくなる。

そうこうしているうちにポンと結果が出ると、これは悩みに悩み抜いた結果だ!やったー間違いなくこれだわ!みたいになる。

そして最小限の行動で、就活を終える。


そして入社して、また悩む。

でも、あんなに悩んで入ったんだから、これが正解だったんだと思いたい。

だから現状に差し支えない範囲の最小限の行動しか取らない。

かつてはある程度できたかもしれない「とりあえず行ってみる、書類を出してみる、もしくは今の仕事のやり方を変えてみる」ができない。

だから状況は変わらない。

考えているようで、考えは進まないしまとまらない。

悲しいかな、行き着く先は現状維持。


なんか暗くなるしそんな人ばかりではないのでこのへんにしておくけど、これはまさに考えること自体が正義であり、考えることこそあらゆる行為に先立つものであるという認識による弊害。

思考の思考による思考のための政治になっているわけだ。

全てが頭の中だけで完結してる。



就活以外にも例を挙げればキリがないけど、考えたり悩んだりするだけで得られるものなんて、現状維持だけだ。

少なくとも劇的な変化なんて起こりっこない。


やっぱり行動こそ全てに先立つもので。

考えたり悩んだりするのは行動を起こしてからで十分。

考えたり悩んだりしている自分に酔い始めたら、未来はない。


そして。

世の中には、どうやらたくさんの「○○力」なるものがある。

コミュニケーション力、集中力、考察力、忍耐力、洞察力、文章力、女子力(もはや意味不明)、と。

どれも取ってつけたような能力に過ぎず、何よりも大切かつ、全ての能力を補ってくれるのは行動力でしょう。

これさえあればどんな状況下でもどーにでもなる気がする。



最後はもちろんミスチルの歌詞で。

“そして僕は知ってしまった 小手先でやりくりしたって 何一つ変えられはしない”
(「Any」より)




今日からダイビングの講習。




おわり

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プロフィール

おちょこの裏

Author:おちょこの裏
世界最高の町、群馬県月夜町(現 みなかみ町)に生まれ、生後1週間で東京都板橋区へやってきたかと思いきや、サッカー 登山 素潜り サーフィン 写真 自転車 ミスチル 読書 ビール が好きに。



■海外渡航歴

オーストラリア・インド・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・韓国・台湾



■国内は自転車で周ってます。

関東地方一周・東京→京都・別府→福岡・八丈島一周・東京→仙台・東京横断など



■登山歴

富士山・比叡山・筑波山・八丈富士・谷川岳・瑞牆山・雁ヶ腹摺山・三国山(群馬県)・越前岳・大山・塔ノ岳・荒船山・上州武尊山・蓼科山・雄山・大汝山・燕岳・大峰山・吾妻耶山・行者ケ岳・二子山・鍋割山・黒斑山・碁石ケ峰・袖平山・伊豆ヶ岳・大菩薩嶺・川苔山・編笠山・権現岳・掃部ヶ岳・道峰山(ソウル)・高水三山・生藤山・黒檜山・日光白根山・甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・羊蹄山・一ノ倉岳・茂倉岳・奈良倉山・蝶ヶ岳・白馬岳・両神山・宝登山・雲取山・檜洞丸・妙義山・入笠山・武奈ケ岳・荒島岳・八経ケ岳・西穂高岳・伊吹山・叔母子岳・剱岳・丹沢山・岩湧山・穂高岳・涸沢・弓折岳・双六岳・槍ヶ岳・樅沢岳・三俣蓮華岳・赤岳・横岳・白山・涸沢岳・小蓮華岳・針ノ木岳・蓮華岳
・木曽駒ケ岳


現在は東京にて営業を。

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